これはユーザーも黙っていないだろうな…フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXが2023年3月に初の一部改良予定!気になる改良内容は?”アノ装備”が廃止され、別の機能が追加予定

2022-10-04

2023年モデルに向けて、新型NXの一部改良内容も明らかに…これはユーザーが黙っていないかも

さてさて、前回のブログにてレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXのハイブリッドモデルNX350h/NX450h+が2022年2月7日から受注一旦停止となり、ガソリンモデルのNX250/NX350は引き続き受注を継続することをお伝えしました。

受注一旦停止の理由は、2023年3月以降に早くも発表・発売される一部改良/年次改良に移行するためで、そのためハイブリッドモデルが既に納期1年以上になっているため(ガソリンは納期半年以上)、生産調整の兼ね合いもあって一旦打ち切ることになります。

それでは、具体的に2023年モデルの新型NXではどのような年次改良が施されるのか?いつもお世話になっているレクサスディーラーさんにも取材させていただきましので、早速その詳細をチェックしていきたいと思います。


前後方録画機能付きデジタルインナーミラーがメーカーオプションとして設定

まずは一部改良で最も大きな変更ポイントは、スタンダードなデジタルインナーミラーから、前後方録画機能付きデジタルインナーミラーへとアップデートされるということ。

これは、私が以前所有していたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)にもメーカーオプションとして設定されていたもので、カメラ式のルームミラーとして機能するだけでなく、エンジン始動中であれば前後方の映像を録画する機能も備わっているんですね(インナーミラーにマイクロSDが差し込める仕様)。

但し、エンジンが停止しているときは駐車時の録画ができないため、仮にドアパンやイタズラで傷を付けられても、映像として記録が残せないのは大きなデメリット。

従って、ドライブレコーダーは別途装着する必要があるので、ちょっと二度手間感はありますが、機能性が向上するという意味では、この一部改良は魅力的なのではないかと思います。

あとこれは余談ですが、2022年に一部改良されるトヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)/新型アクア(New Aqua)にも、メーカーオプションとして準備されるので、今後のトヨタ車/レクサス車にも順次採用されるのではないかと考えられます。

20インチランフラットタイヤがメーカーオプションに

続いては新型NXのF SPORT/version Lグレードにて装備されている20インチランフラットタイヤですが、実はこれが一部改良のタイミングにてメーカーオプション扱いになります。

ランフラットタイヤは、パンクした後でも100km程度走行可能な特殊設計が施されていて、フラッグシップセダンLSにも設定されている高機能タイヤになります。

そして上の画像にもある通り、冷却フィンも設けられているので、タイヤ自体の軽量化にもつながりますし、なによりも熱を持たないことで冷却効果をもたらすため、パンクを引き起こすかもしれないトラブルを未然に防いでいるところも、このタイヤの高い魅力の一つだと思います(個人的には複雑性のある見た目が好み)

つまりシンプルなノーマルサマータイヤか、ランフラットタイヤにするかを選択することが可能ということになりますが、価格面で大きな差が生じるかは不明です。

2ページ目:2023年モデルでは、アノ装備が廃止され、別の装備が追加される?既に納車・購入されている新型NXオーナーも「悔しい」と思ってしまう標準装備とは?