フェラーリ新型296GTB/SF90ストラダーレ/812コンペティツィオーネを対象としたカヴァルケード10周年記念カラーを公開!何とも不思議な玉虫色のヴェルデ・ヴォルテラ

気が付けばフェラーリのボディカラーもとんでもないボリュームになってきた

フェラーリは以前、同社主催となるドライブツアー・カヴァルケード誕生10周年を記念した特別カラーを世界初公開し大きな話題となりましたが、今回その続きとして全く新しいボディカラーが追加公開されました。

前回はエメラルドグリーンのような色合いながらも、”海”から着想を得たブル・キャプリ(Blu Capri)にペイントされた新型812コンペティツィオーネ(Ferrari New 812 Competizione)を紹介しましたが、今回は玉虫色の何とも刺激的なグリーンカラー。

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おそらくフェラーリがこれまでラインナップしてきたグリーンとは大きく異なるもので、そのカラー代もとんでもなく高額になるものと予想されます。


その個性的で刺激的なカラー名は「ヴェルデ・ヴォルテラ」

こちらが今回公開された、カヴァルケード10周年を記念する特別カラーのヴェルデ・ヴォルテラ(Verde Volterra)。

ヴェルデはイタリア語で「緑」を意味しますが、ヴォルテラは「イタリア・トスカーナ州ピサ県コムーネの一つである都市」が由来となっています。

そしてモデルベースとなったのは、フェラーリ初のV型6気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)の新型296GTB。

これまで特殊な配色でその存在感を発揮した新型296GTBですが、玉虫色のようなヴェルデ・ヴォルテラにペイントされると、その雰囲気は大きく変化し、まるでフェラーリとは思えないほどの変貌っぷり。

まだ実際に顧客のもとに納車されたわけではなく、あくまでもレンダリング上にてペイントされたものなので、おそらく実車ともなるともう少し色味は変化すると思いますが、これまでのヴェルデシリーズでは全く見られなかったマジョーラカラー。

そしてその価格も、これまでラインナップされてきたカラーやテーラーメイドのカラーよりも高額になることは間違いないでしょうし、納期も相当にかかるかもしれませんね。

ちなみにこのヴェルデ・ヴォルテラは、オレンジとグリーンの要素をレインボーのような色合いで組み合わせていて、ヴォルテラという地域の「深い緑と素朴な色調」をイメージすることで、自然と調和したユニークなフェラーリとなりそうですね。

エクストリームな見た目の812コンペティツィオーネにもピッタリ

こちらは、812スーパーファスト(812 Superfast)のハイパフォーマンスモデルとなる812コンペティツィオーネ。

先程の296GTBと全く同じ色合いですが、フロントフードやトップルーフのカーボンパネルはそのまま。

ちなみにサイドのボディカラーを見ていくと、ドア部分に「39」の白と黒のステッカーが貼付され、更に運転席のドアには小さなアメリカ国旗のデカールが貼付されているのが確認できます。

左右でアメリカ国旗/イタリア国旗のデカールが貼付されているようだ

一方で助手席のドアを見ていくと、こちらはアメリカ国旗ではなくイタリア国旗のデカールが貼付されていますね。

これは全モデルに適用されるとのことですが、なぜアメリカ国旗とイタリア国旗だけなのか明らかになっていません。

こちらはリヤクォータービュー。

よ~く見てみるとオープンタイプの812コンペティツィオーネAですね。

もちろんクーペタイプの812コンペティツィオーネも対応しています。

SF90とヴェルデ・ヴォルテラの組み合わせも強烈!

そして最後は、新型SF90ストラダーレ/SF90スパイダー。

SF90になると、国旗はドアサイドのアンダー部分に貼付されるようですね。

これは先ほどもご紹介した通りで、カヴァルケード10周年を記念する特別カラーは、全てフェラーリのパーソナリゼーション部門であるテーラーメイドが担当することになります。

今回はあくまでもボディカラーのみの公開となっていますが、内装もほぼ無限大の仕様をラインナップしているため、顧客が望むカラーであれば、例え存在しないコードであってもオリジナルで製作するほどのフレキシブル性を確保しています。

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Reference:CARSCOOPS