【米調査】(2022年最新版)新車購入&5年所有して最もリセール率の高い2022年モデルはトヨタ新型タンドラの70%超え!SUVモデルではスバル新型アウトバック/フォレスターなどもランクイン

アメ車はもちろんのこと、やはりトヨタのピックアップトラックやSUVのリセール率は高いようだ

2021年~2022年にかけて、半導体の供給不足や昨今の諸事情による部品供給不足により、中古車市場が高騰、買取金額が高まっているなど、まさに中古車バブルとなっていますが、こうしたなか北米企業が「2022年モデルを新車購入→5年後最もリセール率の高いモデルランキング」を公開しています。

今回の調査・ランキングを公開しているのは、アメリカ・カリフォルニア州アーバインに拠点を置く自動車評価および自動車研究会社であるKelley Blue Book(ケリー・ブルー・ブック)。

ちなみにリセール率/リセールバリューというのは、一度購入したものを販売する際の再販価値を意味していて、査定時の買取価格が高くなることも期待できるモデルを指しています。

今回は、2022年の新型車全体でのリセール率の高いモデルや、SUV部門/セダン・クーペ部門/トラック・EV・ミニバン部門に分けてのランキングもチェックしていきたいと思います。


2022年モデルの新型車全体のリセール率ランキングを見ていこう

まずは、SUVやピックアップトラック、セダン、ミニバン、EVなど様々な部門を全て含めての2022年モデル新型車リセール率ランキングを見ていきましょう。

最もパーセンテージの高い車両が、「新車価格で購入して5年経過しても最もリセール率が高い」ことを意味しています。

【新車購入して5年後最もリセール率の高い2022年新型モデルランキング10】

1位:トヨタ新型タンドラ・・・70.2%
2位:GMC新型シエラ・・・60.8%
3位:トヨタ新型タコマ・・・60.6%
4位:フォード新型マーベリック・・・59.5%
4位:シボレー新型コルベットC8・・・59.5%
6位:トヨタ4ランナー・・・58.6%
7位:テスラ・モデルX・・・57.6%
8位:フォード新型Fシリーズ・・・57.3%
9位:フォード新型レンジャー・・・56.7%
10位:ジープ新型グラディエーター・・・56.1%

ランキングは以上の通り。

こうして見ると、上位10台のうち7台がアメ車で、そのほとんどがピックアップトラックかSUV系。

そしてその中で大きく貢献しているのがトヨタですが、やはりトヨタ新型タンドラのリセール率の高さは圧倒的(唯一の70%台)。

トヨタのラインナップモデルでも、新型タンドラ/タコマ/セコイア/4ランナーといった巨大なピックアップトラック/SUV系は非常に人気で、特に新型タンドラ/セコイアに関しては、新型ランドクルーザー300と同じV型6気筒ツインターボエンジンを搭載することでダウンサイジングし、グレードによってハイブリッドもラインナップすることで、排ガス規制にも貢献。

V8 NAからV6ツインターボにダウンサイジング化することで人気が低迷する?ことも懸念されましたが、既に新型タンドラは納期1.5年以上と大人気で、日本国内でも1,000万円以上にて高額転売されていることを考えると、今後もその価値は高めたままなのではないかと予想されます。

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2022年モデルの新型車SUVのリセール率ランキングを見ていこう

続いてはSUV部門をチェックしていきましょう。

【新車購入して5年後最もリセール率の高い2022年モデル(SUV部門)ランキング10】

1位:トヨタ4ランナー・・・58.6%
2位:スバルXV(北米名:クロストレック)・・・52.3%
3位:起亜テルライド・・・51.9%
4位:スバル・フォレスター・・・47.2%
4位:GMCユーコン・・・47.2%
6位:スバル・アウトバック・・・45.2%
6位:レクサスLX・・・45.2%
8位:リンカーン・アビエーター・・・41.5%
9位:メルセデスベンツGLBクラス・・・41.1%
10位:ボルボXC40・・・39.0%
11位:ランドローバー・レンジローバーヴェラール・・・36.0%

ランキングとしては以上の通り。

やはりSUVでもトヨタ4ランナーが最も高く58.6%

そしてこのランキングで印象的だったのが、スバルのSUV3兄弟が上位にランクインしていること。

特にクロストレック(日本名:XV)のリセール率が52.3%と全体の2位で、スバル・フォレスターも負けじと4位の47.2%。

個人的にもう少し上位に上りつめるかも?と予想していた新型アウトバックは、6位の45.2%で、アセントが上位に入ってこなかったのは意外でした。

ちなみに北米市場向けや日本市場向けも含め、フルモデルチェンジ版・新型XVが2022年内にデビューする?との噂が報じられていて、トリプルカメラを搭載することで視野角を拡大する新世代アイサイト(Eye Sight)が搭載される?との情報もあるようです。

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