【えっ、価格は700万円前後?】(2023年)日本仕様のレクサス新型IS500 F SPORTが2022年9月発売との噂!敢えて新型IS Fと名乗らない理由を考えてみる

レクサス新型IS FではなくIS500 F SPORTが採用される理由とは?価格帯はまさかの700万円台?

引き続き、レクサス新型IS500 F SPORTについて見ていきましょう。

この他の大きな変更点としては、ENKEI製19インチアルミホイールや、IS F/RC F/GS Fから継承される両サイド斜め2本出しのクワッドエキゾーストパイプ。

特にこの4本出しマフラーは、ハイパフォーマンスグレード”F”の名を持つモデルのアイコンともいえるパーツになりますが、なぜか”F”のみの名を持たないIS500 F SPORTでは採用されることに。

おそらく排圧などの関係もあって、仕様の関係上4本出しということになったのではないかと考えられますが、そうなるとIS500 F SPORTではなく、なぜ新型IS Fにしなかったのか?ということ。

現時点でレクサスは「IS Fにしなかった理由」は明らかにしていないものの、IS FやRC F等にて採用されていた「専用ブレーキシステム」や「専用エアロパーツ」「TVD(Torque Vectoring Differential)」「カーボンパーツ」といった”サーキットに特化した装備”が設定されていないことから、敢えてIS Fという名を復活させなかったのかもしれません。


価格帯は衝撃の700万円台?なぜそのような破格設定が予想されたのか?

ちなみに北米市場向けとして販売されているIS500 F SPORTのグレード別価格帯は以下の通りで、改めてこうして見ると「V8モデルなのに600万円から」というのは破格。

◇IS500 F SPORT Performance:57,575ドル(日本円に換算して約664万円)

◇IS500 F SPORT Performance Premium:62,075ドル(日本円に換算して約716万円)

◇[500台限定]IS500 F SPORT Performance Launch Edition:68,475ドル(日本円に換算して約790万円)

そしてベストカーさんの予想としては、「日本仕様の新型IS500 F SPORTは700万円前後になると予想」しているものの、さすがに700万円台にて導入する可能性は低そう。

おそらくこの価格予想となった経緯は、日本仕様のIS300 F SPORTの車両本体価格が535万円(税込み)、IS300h F SPORTが580万円(税込み)、IS350 F SPORTが650万円(税込み)であることから、IS500 F SPORTも+50万円~+70万円アップで約700万円台ではないか?という流れになったものと推測。

ここで注意してほしいのは、日本仕様の初代IS Fの車両本体価格が約760万円で発売されたため、ここから安全装備の充実化やプラットフォームの改良、LEDライト意匠の複雑化など、価格アップの要素がてんこ盛りのため、少なからずIS500 F SPORTは900万円台でのスタートになるのではないかと予想しています(現行RC Fで1,052万円税込~1,449万円)。

もちろん、ベストカーさんも初代IS Fの価格帯や現行RC Fの価格帯、そしてIS500とIS Fの決定的な違いを見越しての700万円前後と予想しているのだと考えられますが、仮にこの金額にて登場したら間違いなく「買いの一台」。

このご時世、ピュアEVやハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)がメインとなり、V8 NAといった大排気量エンジンがどんどんと淘汰されていくことを考えると、IS500の存在は希少ですし、日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)同様に”二度と新車で乗れないピュアスポーツ”となるかもしれません。

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