マツダRX-7のカスタムモデルにフェアレディZ(370Z)のヘッドライトを移植してみた…なお価格は日本円で偶然の「約370万円」。アキュラ(ホンダ)新型インテグラを2ドア化したらこうなる?

RE雨宮のカスタムワイドボディキットをベースにした何とも奇妙なマツダRX-7(FD3S)が登場!

前回、ポルシェ911(Porsche 911)風の見た目を持つマツダRX-7のカスタムモデル「RE雨宮 Super GReddy AC987 Body Kit」が、海外の中古オンラインサイトeBayにて販売されていることをご紹介しましたが、今回もRE雨宮カスタムではありながらも、更に特殊なカスタムを施したRX-7(FD3S)が販売されています。

▽▼▽関連記事▽▼▽

今回発売されているモデルは、FEEDワイドボディキットを装着しながらも、何とヘッドライトユニット自体をRX-7から日産フェアレディZ(Nissan Fairlady Z, 370Z)に移植した何とも風変わりな一台。

一体どのようなエクステリアに仕上げられたのか?早速チェックしていきましょう。


日産フェアレディZの特徴的なヘッドライトを移植したRX-7(FD3S)

コチラが今回、海外オンラインサイトeBayにて販売されているマツダRX-7のカスタムモデル。

ボディスタイルだけを見ると、確かにRE雨宮のワイドボディキットを装着していることが確認できますが、最も注目したいのはフロントヘッドライト意匠。

日産フェアレディZ(370Z/Z34前期)の特徴的なブーメラン型ヘッドライトレンズが移植されていますが、恐らくフェンダーやバンパーに特別な加工を施したのだと予想されます。

ドア開閉はカウンタック風のシザードアを採用

しかもドア開閉は、シンプルな横開き式ではなくランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)を彷彿とさせるシザードアを採用。

相当なカスタム費用がかかっていると予想されますが、加速性能や乗り心地などは従来のRX-7からどのように変化したのか気になるところ。

足回りをチェックしていくと、巨大なディスクブレーキとゴールドのブレーキキャリパーを装着しつつ、フロント245mm/リヤ275mmの前後で異なる巨大な20インチタイヤを装着(20インチアルミホイールはVolkRacing製を装着)。

あとはFEEDワイドボディキット特有ともいえる、フロントフェンダー付近のエアルーバーが採用されています。

リヤテールランプはRX-8から移植

リヤクォータービューはこんな感じ。

フロントに一切引けをとらない過激なワイドフェンダーで、純正とは大きく異なる新デザインのデッキリッド、巨大リアウィング、センター2本出しエキゾーストパイプ、特注のリヤディフューザー、そしてマツダRX-8から移植されたリヤテールランプなど、様々な要素が入り混じった何とも特殊な一台です(一体どれだけ費用かかってるんだ…)。

インテリアもスパイシーでスパルタン

内装も非常にスパルタンで個性的なカスタム。

キャンディレッドのようなオーナメントパネルや、レッドのダッシュボード、そしてブラック×レッドのデュアルトーン合成皮革×スエードのスポーツシートもスパイシーで魅力的。

シートにはRX-7のカラードステッチも縫合。

シートバックのすぐ後ろにはスピーカーが搭載されていますが、恐らく音質も相当に拘っているものと予想されます。

エンジンルーム内も過激な改造が施され、2,500ccのプライマリーフューエルインジェクション+1,500ccのセカンダリーインジェクションを搭載し、Walbro製450燃料ポンプ、アップグレードコイル、67mm HKS製ターボチャージャー、HKS製EVOマックスブーストコントローラー、60mm HKS製ウェストゲート&ダウンパイプ、そしてツインディスククラッチを搭載することで最高出力340hpを発揮します。

価格は偶然にも日本円で約370万円

最後に気になる価格帯ですが、2022年3月28日時点での現地価格帯は30,100ドルとのことで、これを日本円に換算すると偶然にも370Zと同じ約370万円。

あくまでも2022年3月28日時点での為替が1ドルあたり122.9円だったため、この金額となりましたが、今後高騰するかもしれないRX-7がベースであることを考慮すると、そこまで高額ではないのかもしれません(販売ページはコチラ)。

新型インテグラを2ドアクーペ化するとこうなる?というレンダリングが登場!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!