何でエイプリルフールの日に…ずっと憧れだったフェラーリ488GTBを購入→4月1日に納車されるもディーラーから僅か3kmほど離れたところで大事故に

乗員にケガが無かったことが不幸中の幸い

2022年4月1日、イギリスにて一人の男性が”ずっと憧れ”だったフェラーリ488GTBを購入し、無事納車されるもディーラーから出て僅か3km離れたところで事故・クラッシュするという嘘のような本当の話が…。

エイプリルフールの日にSNSにて投稿された今回の事故画像ですが、ウソでも何でもない本当の事故画像とのことで、まさかオーナーとなって僅か数十分の間にこのような幸福から地獄へと突き落とされるような出来事が起きてしまうとは…

一体なぜこのような事故が起きてしまったのか?クラッシュした車体はどうなるか見ていきましょう。


他車を巻き込むような大事故にはつながっていないようだ

こちらが今回、イギリスの公道にて発生したというフェラーリ488GTBの事故。

先述にもある通り、この車両はオーナーのもとに納車されて、ディーラーから僅か2マイル(3.2km)離れたところの公道にて事故したもので、フロントバンパーやフロントフード、そしてサイドパネルにかけて痛々しい傷跡が残っていることが確認できます。

画像を拝見する限りだと、走行車線に対して反対方向に向いているため、もしかすると納車後の興奮が抑えられず、オーバースピードにて加速し、その際に無茶な追い越しなどでコントロール不能→スピンしてガードレールもしくは縁石にヒットした可能性が高そうです。

この事故で488GTBの乗員は無傷だったとのことで、他車を巻き込むような大事故にまで発展しなかったことは不幸中の幸いですが、「ずっと憧れ続けてきた488GTB」が1日も持たずに事故してしまうという精神ダメージは相当に深刻。

なおオーナーが購入したのは、イギリス・ダービー近くにあるベイツリーカーと呼ばれる高級中古車ディーラーで、年式としては比較的新しい2017年式の488GTB(つまり中古車を購入)。

ずっと探し求めていた理想的な488GTBだったようだ

ボディカラーはシンプルなレッド系のロッソコルサ(Rosso Corsa)で、新オーナーが購入したときの走行距離は21,565km(13,400マイル)とそこまで走られておらず、2オーナーで定期的なメンテナンスも施された極上品でした。

事故したオーナーの情報によると、この488GTBはこれまで探してきた中で最も理想とする個体だったそうで、この個体を購入するために日々節制を繰り返していたそうです。

パワートレインは、排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力670ps/最大トルク760Nmを発揮し、0-96km/hの加速時間は僅か3秒、最高時速は330km/hにまで到達します。

修理費用はとんでもない額になる一方で、新たに判明した問題も

なおこれだけの事故になってしまうと、おそらくフロントバンパーやフードなども丸々一式交換する必要があり、電装関係も交換の対象になると考えられますが、そうなると修理費用は相当に高額になると思われます。

そして今回の事故で新たに発覚したこととして、どうやらオーナーはナンバープレートを装着せずに走行していた可能性があり、そうなると100ポンド(日本円に換算して約1.6万円)の罰金が科せられるかもしれません。

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