フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーは想像以上によく出来た車だった。荷室やコネクティッドディスプレイの使い勝手も良いが「アレだけがとても残念だ」
新型ヴォクシーのようなミニバンの使い勝手の良さを知ってしまうと、旅行時は他の車が使いにくくなるかも…
2022年3月に私に納車されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z(2WD)ですが、実際にこのモデルにて長距離移動を行った際に感じたことを簡単にまとめていきたいと思います。
今回初めてミドルサイズミニバンでの長距離移動&家族旅行を楽しんだわけですが、新世代ハイブリッドシステムの燃費の良さで長距離(往復660km)を問題なく走れるということや、先代80系に比べて飛躍的に乗り心地が向上していること、プロアクティブドライビングアシストを中心に先進的な装備が充実しているおかげで、長距離移動もほとんど疲れませんでした。
そしてミニバンの最大の特徴ともいえる、後席2列目キャプテンシート+オットマンによる快適な乗り心地と、14インチの後席ディスプレイ(リヤモニター)には大変助けられ、子供も移動中の時間を有効的に活用できたのではないかと思います。
ただその一方で、新型ヴォクシーでの高速道路走行はちょった怖かった部分もある
これはあくまでもミニバン慣れしていない私の勝手な感想になりますが、車体が大きく横風からアタックを受けやすいモデルでもあるため、高速道路では中々周りの速度(流れ)に合わせるのが難しかったり。
っというのも、周りの流れに合わせてスピードを上げていくと、ある一定の速度(100km/h以上)に達するとちょっとした横揺れや、横風アタックにより車体がブレてしまうといったこともあり、ある一定の速度までに行くとアクセルを踏み込めないといった場面も。
これはあくまでも私の運転技術の問題でもあるため、「ミニバンのスタイリングが問題」というわけではないことをご了承ください。
ただ90km/h前後での高速巡航と安定性は非常に高いと感じていて、あとは道路のつなぎ目を通過した際のちょっとした突き上げが解消されたら完璧かもしれません。
フロントドリンクホルダーは使い方次第で結構便利かも?
そして個人的にちょっとお気に入りなのが、運転席と助手席に設けられているドリンクホルダー。
サイズ感としては350mLや500mL缶がギリギリ入るぐらいで、ペットボトルも形状によっては入らない可能性もあるのですが、上のようなトップバリュー系のペットボトルだと嵌めるような感じで置くことができます。
そして一番のポイントは、わざわざペットボトルを取り出してから蓋を開ける必要がなく、嵌め合いの影響でストッパーになって「取り出さなくても片手でペットボトルの蓋を回してあけることができる」のでとても楽。
綾鷹などのスリムな500mLペットボトルだとストッパーにならないので、あくまでもトップバリュー系のようなペットボトル形状に限定されるとは思いますが、このドリンクホルダーは結構愛用しています。
トランクルーム(荷室)は旅行用バックも余裕で収納可
そしてこちらはトランクルーム。
ちょっとした旅行用として持っていったキャリーケースと子供用のバッグになりますが、3列目を跳ね上げて格納し、更に2列目キャプテンシートを最大限に後ろまで下げて余裕の収納だったので、使い勝手や実用性としては全く問題無し。
更にここから旅行先でのプレゼントなどを載せても問題はなく、「やっぱりミニバンは良いなぁ」と思わせるほどのポテンシャルの高さ。
ほとんどミニバンに乗ってこなかった私としては「何でもっと早くに気付かなかったんだろう…」と少しばかり後悔しています。
コネクティッドナビの使い勝手も中々に良い?欠点の少ない新型ノア/ヴォクシーの唯一の残念なポイントは?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!