フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイル(T33)の実車が欧州にて特別展示!美しいカスピアンブルーで内装も上品なタンカラー…日本仕様もほぼ同等の品質で登場しそうだ
既に欧州仕様の実車は公開されたものの、Vモーショングリルパターンまで明らかになったのは今回が初めて
日本市場でも2022年7月下旬に発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail, T33型)。
同時期に欧州市場でも発売予定となっていますが、既に海外メディアによって実車の内外装インプレッション動画が公開されていましたが、フロントのVモーショングリルだけはカモフラージュされていたため、明確なデザイン言語を確認することはできませんでした。
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そして今回は、スペイン・ベニドルムのインスタグラムユーザー@Nissanmoellerが、カモフラージュによる偽装が剥がされた新型エクストレイルの特別展示車両を掲載しています。
早速内外装をチェックしていきたいと思います。
実車はAUTECHをイメージさせる美しいブルカラー
こちらが今回公開された、欧州市場向け新型エクストレイルのエクステリアデザイン(Thanks, nissanmoeller!)。
ボディカラーは何とも鮮やかで神秘的なカスピアンブルー×スーパーブラックルーフの2トーンカラーで、Vモーショングリルはグロスブラックの加飾で引き締められ、偽装が剥がされたVモーショングリルパターンは、AUTECHっぽい水平基調のドット柄。
ミドルサイズSUVということで、ダイナミックさやワイドさもありますが、やはり大口化したVモーショングリルとシャープなヘッドライト&LEDデイライト、そしてブルーカラーとのバランスが上手くとれていてグッド。
ちなみに欧州市場向けのグレード構成は不明ですが、おそらく日本市場向けで言えば最上位グレードG(2列5人乗り)だと予想されます。
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ヘッドライトはLEDデイライトと独立ながらもスタイリッシュ
ヘッドライトは”コ”の字型をイメージしつつも、フロントバンパーを設けることで独立にし、LEDデイライトは”へ”の字型、フロントヘッドライト意匠はオールLEDを採用。
なお欧州市場向けは不明ですが、日本市場向けのGグレードは流れるタイプのシーケンシャルウィンカーが標準装備されるとのこと。
そしてアダプティブLEDヘッドライトシステム(オートレベライザー付き)がメーカーオプションとして準備されますが、アダプティブLED有りと無しでヘッドライト意匠がどの程度変化するのかも気になるところですね。
ヘッドライト直下には、縦型基調のインテークが設けられ、さすがにダミータイプではないとは思いますが、ホイールへと空気が流れる通路になっていると予想されます。
オフロードチックな装備ながらも見た目は上質
こちらはリヤクォータービュー。
やはりブルーのボディカラーの引き締まりは美しく、上品さだけでなく爽やかさやスポーティさも持ち合わせているので魅力的。
ルーフレールは、リヤスキッドプレート同様にシルバー加飾で仕上げられていますが、日本仕様だと中間グレードX/上位グレードGのみメーカーオプション扱いに。
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タイヤホイールサイズはグレードで異なる
そしてフロント・リヤフェンダーモールは無塗装ブラックの樹脂を装着し、足もとにはおそらく19インチのマルチスポークアルミホイールを装着。
参考までに、日本市場向けだとエントリーグレードS/中間グレードXが18インチアルミホイールを標準装備し、上位グレードGのみ19インチアルミホイールを装着。
具体的なホイール&タイヤサイズは以下の通り。
◇18インチ仕様:18×7J、インセット45, PCD:114.3(5穴式)、タイヤサイズ235/60R18 103Hタイヤ
◇19インチ仕様:19×7.5J、インセット40, PCD:114.3(5穴式)、タイヤサイズ235/55R19 101Hタイヤ
19インチのタイヤ銘柄はミシュラン製プライマシー4
そしてこちらが足元のタイヤアルミホイール。
フロント・リヤバンパーに設けられた新生”NISSAN”エンブレムは偽装しているものの、足もとのホイールキャップには偽装しないというちょっと抜けたところはユニーク。
そしてタイヤ銘柄は、ミシュラン製プライマシー4(MICHELIN PRIMACY 4)を装着しますが、他の車種だとホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)やトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)の18インチタイヤに装着されている例が多いですね。
個人的には、プライマシー4は雨道でもハイグリップで安定性も高く、ゴツゴツせず静粛性も高いタイヤだと考えているので、新型エクストレイルにも装着されるのは大歓迎。
ただし19インチサイズでのプライマシー4は体感したことが無いため、18インチとどの程度異なるのか、日本仕様でも同様のタイヤ銘柄が装着されるのであれば、しっかりと比較してみたいところです。
新型エクストレイルはインテリアもかなり上質!助手席にはアノ装備も?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!