中国BAIC(北汽集団)がジープやトヨタ・ランドクルーザープラドの模倣?と思われる新型BJ60を発表!トラブルが起きなければ良いのだが…
様々な角度から見ていくとスズキ・イグニスにも似ている?
中国市場にて、トヨタ・ランドクルーザープラド(Toyota Land Cruiser Prado)をライバルに長城汽車の新型タンク500(Great Wall New Tank 500)が発表・発売されたばかりですが、今回は別の中国企業がオフロード向けとなる新世代SUVを発表しました。
このモデルは、中国・北京順義に本社を置く国営自動車メーカーである北汽集団が販売する新型BJ60というもので、その見た目はまるでジープやトヨタ・ランドクルーザープラド、更にスズキ・イグニス(Suzuki Ignis)を模倣した(パクリの?)ようなデザイン。
他の自動車メーカーとのトラブルが起きなければ良いのですが…一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。
四眼ヘッドライト意匠はポルシェ似?
こちらが今回発表された新型BJ60のエクステリアデザイン。
ジープの7スロットグリルを敢えて避けた5スロットグリルながらも、フロントクォータービューからのデザインはスズキ・イグニス風。
ヘッドライト意匠は四眼LEDを採用しますが、どことなくポルシェ新型マカン(Porsche New Macan)/カイエン(Cayenne)/パナメーラ(Panamera)などの四眼にも似ていたり。
そして武骨なオフロード志向強めのSUVスタイルは、トヨタ・ランドクルーザープラドっぽさがありますが、BAIC曰くラダーフレーム構造を採用するハイブリッドパワートレインをラインナップし、更に競合モデルには先述の長城汽車・新型タンク500が対象になるそうです。
リヤクォータービューはランクルプラドっぽい
こちらはリヤクォータービュー。
武骨な骨格やボディスタイルは、確かにランドクルーザープラドっぽさがありますが、恐らく競合モデルも(既に中国では販売終了している)ランドクルーザープラドなのだと思われます。
フロント・リヤフェンダーはボディカラー同色で、フロント・リヤスキッドプレートはシルバー加飾、そしてサイドドアパネルにもシルバーガーニッシュのパーツを装備。
なおボディサイズは、全長5,020mm×全幅1,925mm×全高1,955mm、ホイールベース2,820mmと大柄で、新型ランドクルーザー300の全長4,985mm×全幅1,980mm×全高1,925mm、ホイールベース2,850mmよりも少し大柄。
BAIC曰く、新型BJ60は上位モデルのBJ80よりも大きなボディサイズではあるものの、ブラッグシップモデルで先代メルセデスベンツGLSクラスをベースにしたBJ90よりもコンパクトとのことですが、今後BJ80も更にサイズアップすることも考えられるかもしれません。