これで公道走れるんだぜ…「圧倒的な車高の低さ」を持つ日産R390 GT1がスーパーカーイベントに登場!ちなみにヘッドライトはフェアレディZ(300ZX/Z32)からの移植【動画有】
引き続き日産R390 GT1を見ていこう
エンジンはリヤミドシップに搭載しますが、エンジンフードにダンパーは設けられておらず、軽量化も考慮して完全な手動脱着式を採用。
パワートレインは、TWRとの共同開発にて誕生した排気量3.5L VRH35L型V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力550hp/最大トルク637Nmを発揮、トランスミッションはショートスローギアレバーを備えた6速シーケンシャルトランスミッションを介して、リアアクスルへと伝達されます。
パフォーマンスとしては、0-48kmの加速時間が1.2秒、0-96km/hの加速時間が3.9秒、0-129km/hの加速時間が6.0秒、0-400mの加速時間が11.9秒、そして最高時速は322km/hにまで到達します。
内装もスパルタンでアルカンターラとカーボンを贅沢に使用
運転席はもちろん右ハンドル仕様。
そしてサイドシルがかなり分厚く、乗降りするのはかなり大変そう。
フラットボトムのアルカンターラ巻きステアリングホイールや、アルカンターラ素材のダッシュボードとフルバケットシート、そして黒いところのほとんどがカーボンファイバーオーナメントパネルと徹底した軽量化が施されています。
ヘッドライトはフェアレディZ(300ZX/Z32)からの移植
そしてこの圧倒的な車高の低さ。
軽く走らせるだけでもこの人だかりです。
ちなみにこのモデルのデザイン担当はイアン・カラム氏で、ヘッドライトはフェアレディZ(300ZX/Z32)から移植しているのも有名な話。
スーパーカーでいえばランボルギーニ・ディアブロ(Lamborghini Diablo)の後期仕様に移植したのも有名ですが、同じ日産で別の車両にヘッドライトを移植するというのはユニーク。
全高の低さは世界上位クラス
そして最後に、このモデルの全高ですが、世界上位クラスの低さを誇る1,140mm。
ポルシェ911GT1の1,140mmや、メルセデスベンツCLK-GTRの1,160mmに匹敵する低さですが、これらのモデルよりも更に全高が低いのが以下の通り(端数は切り捨て)。
1位:フラットモービル・・・全高480mm
2位:ランチア・ストラトスゼロ・・・全高840mm
3位:フェラーリ・モデューロコンセプト・・・全高930mm
4位:ポルシェ917K・・・全高940mm
5位:ポルシェ550・・・全高980mm
6位:アルファロメオTipo33ストラダーレ・・・全高990mm
7位:アストンマーティン・ブルドッグ・・・全高1,010mm
8位:フォードGT40※・・・全高1,010mm
※「GT40」は、全高が40インチ=1.01mであることが由来9位:ランボルギーニ・ミウラ・・・全高1,050mm
10位:ランボルギーニ・カウンタック・・・全高1,070mm
【Road-legal Nissan R390 GT1 Exhaust Sounds | Start Up & Engine Warm Up @ Villa d’Este 2022】
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Reference:motor1.com