結構イケてる!フルモデルチェンジ版・三菱の新型ランサーエボリューションⅪはこうなる?ダイナミックシールドグリルとBBS鍛造アルミホイールの組合せも良さそうだ

2022-07-06

改めてスポーツカーは企業の広告塔になるべきと考えている

2022年は、以下のスポーツカー達が一挙に発表・発売される奇跡の1年ですが、この中に含まれて欲しかったのが三菱ランサーエボリューション(Mitsubishi Lancer Evolution)。

◇ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)

◇フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL1型)

◇トヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra, 6MT)

◇トヨタ新型GRカローラ(New GR Corolla)

◇レクサス新型IS500 F SPORT Performance

今のところ新型ランエボⅪに関する具体的な情報、将来的に市販化される?といった話は無いものの、2021年5月に「ラリーアート復活&モータースポーツへの参戦」を発表していることを考えると、どうしても期待してしまうのが次期ランサーエボリューションの復活だと思います。

ただ、ラリーアート復活に関する具体的な情報としては、既存ラインナップモデルの新型アウトランダーPHEV(New Outlander)やエクリプスクロスPHEV(New Eclipse Cross)などを対象とした専用ステッカーやドレスアップチューンがメインだったため、「やっぱりランエボは復活しないのか…」と思われた方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

こうしてみると、国内自動車メーカーからスポーツカーが発表されることは大きな意味があり、宣伝・広告塔にもなるわけで、三菱もこういったスポーツカーで充実した1年のチャンスを逃してほしくないとも思っています。


三菱がもしも新型ランサーエボリューションⅪを発表したらこうなる?

少し前置きは長くなってしまいましたが、今回「三菱からフルモデルチェンジ版・新型ランサーエボリューションⅪが登場したらこうなる?」というレンダリングが公開されています。

今回このレンダリングを作成・公開したのは、デジタルアーティストでインスタグラマーのKelsonik氏。

欧州車をメインとしたデジタルイメージレンダリングを公開していますが、メーカー非公認とはいえ、その完成度の高さは中々のもの。

改めてレンダリングを見ていくと、やはりナンバリングとしては新型ランエボⅪで、フロントマスクは三菱のアイデンティティでもあるダイナミックシールドグリル。

グリルフレームはこれまでの傾向とは異なるブラックアクセントに仕上げられ、よりダイナミックシールドの面積を大きく見せ、国産スポーツカーとは思えない前衛的な顔つきにアップデートされています(どことなくシボレー新型シルバラードっぽい雰囲気も)。

このカタマリ感やBBS鍛造ホイール、メタリックなレッドとの相性もグッド

ボディスタイルはもちろん4ドアセダンで、ドアハンドルはレクサスLCなどと同じポップアップ式。

足もとには、極細Y字スポークタイプの鍛造アルミホイールが装着されていますが、Kelsonik氏曰くBBS製をイメージしているとのこと。

そしてスポーティな鍛造ホイールにマッチしたレッドのブレーキキャリパーとメタリックレッドの組み合わせも良く、このまま市販化されても違和感はなさそう。

なお、こういったレンダリングを見てしまうと「三菱がいつ次期ランエボを発表してもおかしくない」と期待を持ってしまいそうですが、残念ながら直近での販売の可能性は無さそう。

三菱は東南アジア向けにSUVやトラック、MPVの新型車を販売することに注力している

っというのも、三菱は2022年度までの新中期経営計画となる”Small but Beautifu”を掲げていて、三菱が強みを持つ地域・商品に経営資源を集中投入するために、まずは東南アジア(ASEAN)向けとしてSUVやMPV、ピックアップトラックの販売を拡大していく必要があるからなんですね。

この他にも、三菱らしい自社開発のプラグインハイブリッド(PHEV)やハイブリッド(HEV)といった環境技術と四輪駆動(4WD)技術の強化に加え、アライアンス・パートナー技術を活用した世界最新レベルのクルマを提供することで収益力を高めていく計画を進めているため、これらの計画がうまく進んだ後に、初めて次期ランサーエボリューションⅪに向けた取り組みがスタートするのではないかと予想されます。

2ページ目:新型ランエボⅪは2022年にも発表すべきだった?