(2023年)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウン(235系)の注意すべきポイント!「電動パワーシートはグレードHI以上」「シートヒーターはグレードHI Leather Package以上」等
新型クラウンのデザインは賛否あるものの、これまでのクラウンの概念を捨てるトヨタの覚悟とチャレンジ精神は高く評価したい
いよいよ2022年7月15日に発表予定となっている、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)。
前回のブログでは、新型クラウンのフロントマスクについて細かくご紹介し、カローラシリーズのような大口キーンルックグリルや、bZ4Xのようなヘッドライト意匠、そしてbZ SDNのようなセンターLEDデイライトを搭載し、ボディスタイルはメルセデスベンツGLCクーペやフォルクスワーゲン・アルテオン(Volkswagen Arteon)のファストバックような特徴的なボディスタイルであることをお伝えしました。
そして今回は、新型クラウンに関する新たな情報を入手しましたので、早速その中身をご紹介していきたいと思います。
おそらくまだどこも公開していない内容だと思いますし、新型クラウンの購入を検討されている方にもチェック・注意してほしいポイントがいくつかありますので、その点も踏まえて参考にして頂けたらと思います。
新型クラウンのグレード構成をおさらいしておこう
今回注意してほしいポイントをチェックしていただく前に、まずは新型クラウンのグレード構成をおさらいしておきましょう。
以下の通り、エントリーグレードBASE/中間グレードHI & HI Leather Package/上位グレードRSという構成になっています。
【(2023年)新型230系クラウン・4ドアクーペのグレード構成一覧】
◇BASE[E-Fourのみ]
◇HI[E-Fourのみ]
◇HI Leather Package[E-Fourのみ]
◇RS[E-Four Advancedのみ]
そしてパワートレインに関しては、BASE/HI/HI Leather Packageは排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、最上位グレードRSのみ、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用します。
なおこれらのパワートレインは、2022年秋頃に発売予定のフルモデルチェンジ版・レクサス新型RX350h/RX500h F SPORT Performanceにも搭載されるため、共有される部分も多いのかもしれませんね。
新型クラウンの四眼LEDヘッドライトはHI Leather Packageより標準装備
まずはヘッドライト関係から見ていきましょう。
前回のブログでもお伝えの通り、全国に配信されている新型クラウンのエクステリアは、恐らく上位グレードHI Leather PackageとRSグレードだと思われ、それぞれ四眼LEDヘッドライト(オートレベリング機能付き)+LEDクリアランスランプ(センターランプ点灯機能&お迎え照明機能付き)が搭載されたモデルとなっています。
イメージとしては、上のbZ Large SUVコンセプトのヘッドライト意匠が非常にイメージしやすいかもしれません(王冠のエンブレムも、上の画像同様にフロントノーズに貼付されますし)。
BASEグレード/HIグレードは単眼のBi-Beam LEDヘッドライトが標準装備される
しかしながら、それ以外のHIグレード/BASEグレードに関しては、Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ(センターランプ点灯機能&お迎え照明機能付き)/LEDデイライト(センターランプ点灯機能付き)が標準装備となるため、ヘッドライト意匠は若干異なるので注意してください。
但し、センター中央に繋がる一文字ランプは全グレード共通で標準装備となるため、先ほどのbZ Large SUVのようなセンターランプが搭載されるのは先進的で魅力的かも。