トヨタが2022年7月「1回目」の工場出荷目途一覧を更新!フルモデルチェンジ版・新型ノア/ヴォクシーが早くも受注一旦停止?新型ハリアーも上位グレードに限り受付けをストップしているところも

どうやら一部のグレードやオプションの組合せだと、オーダーが難しい場合も

先程の2022年7月5日時点でのトヨタ工場出荷目途一覧を見ていくと、新型ノア/ヴォクシーに関して「グレード・仕様により納期が異なりますので、詳しくは販売店にお問い合わせください」と記載されていますが、いつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、どうやらハイブリッド×37Jコード関連の安全装備オプションを選ぶ場合、オーダーを受付けられないとか。

これが全てのトヨタディーラーと共通なのかは不明で、もしかすると販売エリアや販売店の規模によって「引き続き受注を受け付けている」ところもあるかもしれないので、あくまでも参考程度に見て頂けるとありがたいのですが、上記の内容が徐々に他のディーラーにも浸透しているのであれば、発売されて僅か半年で受注一旦停止ということに。

新型ノア/ヴォクシーのバックオーダー数は約8万台ともいわれていて、そのなかでもハイブリッドの受注割合が圧倒的に多いとも聞いていますが、2022年7月上旬時点で私がお世話になっているトヨタディーラーでは、ハイブリッドモデルの納車は「4台」のみとのこと。

これも昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足が影響しているのだと考えられますが、それでも「全く納車されていない」というのが正直なところで、トヨタディーラーも納車待ちのユーザーから、度々納期の問い合わせが来ているそうです。


一部改良版・新型ハリアーも上位グレードに限り受注をストップ?

そしてもう一つ納期面で問題となっているのが、一部改良版・新型ハリアー(New Harrier)ですが、2022年秋頃にRAV4/RAV4PHV/ハリアーPHVと共に商品力を大幅に高めていくことになっていますが、こちらも私がお世話になっているトヨタディーラーでは、ハリアーの上位グレードZ/Z Leather Packageの受注を一旦ストップしているとのこと。

理由はいくつか考えられ、おそらくJBLプレミアムサウンドシステム付のディスプレイオーディオや、フルデジタルメーターなどに必要な部品・半導体が不足しているものと予想しているものの、これについてもトヨタディーラーでは明確な一旦停止の理由を把握していないとのことから、もしかするとメーカー側から情報提供されていないのかもしれません。

そう考えると、ディーラー側が顧客に説明できるような情報を定期的に提供していく必要があると思いますし、顧客とのトラブルを避けること、メーカーとしての信頼度を高めるためにも、情報共有は今後更に必要になって来るのではないかと思います。

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