日本仕様のホンダ新型ZR-V最新情報③!「フロントグリルは日本専用の縦型基調を採用」「MOPナビは9インチのみ、DOPナビは8インチ~11.4インチ」等

日本仕様のホンダ新型ZR-Vについてチェックしていこう

パワートレインは新型シビックベースだが…?

続いてホンダ新型ZR-Vのパワートレインですが、基本的には新型シビックベースながらも、若干異なるポイントも。

ガソリンモデルはハイオクではなくレギュラー仕様!

まずガソリンモデルですが、排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載しながらも、独自チューニングを施することで、最高出力178ps/最大トルク240Nmを発揮し、しかもガソリンの種類はハイオクではなくレギュラー仕様になります。

これはかなり嬉しい仕様と言いますか…新型シビック・ガソリンも同じ1.5リッターターボエンジンを搭載し、最高出力182ps/最大トルク240Nmを発揮しますが、ガソリンの種類はハイオク仕様でした。

ハイブリッドe:HEVはシビックe:HEVとほぼ同じ

一方のハイブリッドe:HEVモデルに関しても、新型シビックe:HEVと同じ排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターハイブリッドを採用し、システムトルク315Nmを発揮(システム出力は記載されていなかった)、そしてガソリンの種類ももちろんレギュラー仕様となります。


減速セレクター/パドルシフトは全グレード標準装備ではない

続いては、ステアリング後ろに装備される減速セレクター(e:HEV専用)/パドルシフト(ガソリン専用)についてですが、これは全グレード標準装備ではなく、一部のグレードに設定されないものもあります。

このあたりは新型ステップワゴンの流れと同じで、以下の通り、エントリーグレードXガソリンに関しては、パドルシフトが設定されないようです。

◇ガソリンX:パドルシフト無し

◇ガソリンZ:パドルシフト有り

◇e:HEV X:減速セレクター有り

◇e:HEV Z:減速セレクター有り

新型ZR-Vでも11.4インチのディーラーオプションナビが設定可能だが…

続いて新型ZR-Vのディスプレイオーディオ/ナビゲーションディスプレイについてチェックしていきましょう。

新型ZR-Vでは、エントリーグレードXではメーカーオプションナビ(9インチHonda CONNECTディスプレイオーディオ)とディーラーオプションナビが設定可能で、上位グレードZでは9インチHonda CONNECTディスプレイオーディオが標準装備されます。

一見すると、パッケージングが充実しているZグレードの方が良さそうにも見えますが、実はメーカーオプションとディーラーオプションナビが設定できるXグレードだと、新型ステップワゴンと全く同じディーラーオプションナビ3種類から選択可能になるんですね。

具体的には以下の通り。

◇Zグレード:メーカーオプションナビのみ
・9インチHonda CONNECTディスプレイオーディオ(MOP)

◇Xグレード:メーカーオプションとディーラーオプションナビから選択可
・9インチHonda CONNECTディスプレイオーディオ(MOP)
・8インチHonda CONNECT対応ナビゲーションディスプレイ(DOP)
・9インチHonda CONNECT対応ナビゲーションディスプレイ(DOP)
・11.4インチHonda CONNECT対応ナビゲーションディスプレイ(DOP)

これは結構ズルいと言いますか…中々ユニークなまとめ方をしてきたなぁという印象で、しかしXグレードだと4WDモデル以外はシートヒーターが設定されていなかったりするので、ディスプレイの大きさに拘りたい方はXグレードの方が良いのかもしれませんね。

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