一体いくらで落札されるんだ…故ポール・ウォーカーが所有していたポルシェ911カレラRS2.7(ナナサンカレラ)が競売へ!同氏の日産スカイラインGT-R R34 V-SpecⅡに続く極上の一台
ポルシェのクラシックモデルは、現代の車づくりにも通ずるものがある
引き続き、ポール・ウォーカーが所有していたというポルシェ911カレラRS 2.7(ナナサンカレラ)を見ていきましょう。
内装もあらゆるところが修復されているそうで、エクステリア同様にコンディションとしては抜群。
シート表皮は、ホワイトペピータのチェック(千鳥格子)インサートを備えたブラックスポーツバケットシートを装備し、ダッシュボードやインパネ周りは水平基調で非常にシンプル。
敢えて無駄な要素を省いて”ドライバーにフォーカスをあわせた”インテリアになるわけですが、こうした水平基調のダッシュボードが現代の各種自動車メーカーにも活かされていることを考えると、改めてポルシェの車づくりは常に先を見据えていたのではないか?とも思えたり。
運転席の5連メーターももちろん健在で、トリップメーターを見ていくと、走行距離は93,774km(58,268マイル)と結構走り込んでますね。
ナナサンカレラのパワートレインは、911カレラRS 2.7の通り排気量2.7L 水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力210hpを発揮、トランスミッションは5速MTのみ、駆動方式は後輪駆動(RWD)となります。
0-96km/hの加速時間は5.5秒と当時としては非常に早く、現代のスポーツモデルにも十分対抗できる一台だと思います。
予想落札価格は全く予想できない
最後に気になる予想落札価格ですが、出品前の情報は特に掲載されておらず、しかしナナサンカレラ×ポール・ウォーカーというビッグブランドネームが重なるとなると、日本円で1億円以上になることも十分考えられるかもしれません。
ちなみに前回のブログにてご紹介した、ポール・ウォーカーが運転していたという日産スカイラインGT-R R34 VスペックⅡ MotoRex V-SpecⅡですが、こちらは中古車市場にて「要応談」となっていたものの、一部の報道では2億円~3億円とも言われているそうで、BNR34 V-SpecⅡ×ポール・ウォーカーのビッグブランドネームによりまさに天井知らず。
もはや高嶺の花となっているR34ですが、アメリカ独自の輸入規制「25年ルール」が解禁になったと同時に更に高騰することは避けられず、「車」というよりも「芸術品」のように投機目的として扱われるかもしれませんね。
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Reference:MecumAuction