(2023年)フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)最新情報!「3年残価率は67%」「メーカーオプション無し」「1年間転売禁止の誓約書付き」等

2022-07-26

引き続き、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の最新情報をチェックしていこう

新型シビックタイプRの一部主要諸元をチェックしていこう

続いて、ホンダ新型シビックタイプRの一部主要諸元についてチェックしていきましょう。

ワールドプレミアでは明らかになっていなかった新型シビックタイプRのボディサイズや燃費、燃料タンク容量、変速比などですが、これらもまとめて見ていきたいと思います。

【(2023年)新型シビックタイプRの主要諸元一部】

◇ボディサイズ:全長4,595mm(+35mm)×全幅1,890mm(+15mm)×全高1,405mm(-30mm)

◇ホイールベース:2,735mm(+35mm)

◇トレッド幅:フロント1,625mm(+25mm)⊡リヤ1,615mm(+20mm)

◇エンジン:排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジン

◇最高出力330ps(+10ps)/最大トルク420Nm(+20Nm)

◇変速比:1速3.625/2速2.115/3速1.529/4速1.125/5速0.911/6速0.734/後退3.757

◇圧縮比:9.8

◇WLTCモード平均燃費:12.5km/L(-0.5km/L)

◇WLTC市街地モード平均燃費:8.5km/L(-1.3km/L)

◇WLTC高速道路モード平均燃費:15.0km/L(+0.1km/L)

◇燃料タンク容量:47L(+1L)

※()はFK8の寸法

上の項目はあくまでも一部になりますが、先代FK8に比べて出力+10ps/トルク+20Nmアップし、直線性の向上に力を入れているそうです。

ただその一方で、変速比や圧縮比は特に大きく変化していないそうで、操作性についてはFK8からそのまま引き継がれている印象でしょうか。

あとはホイールベースを+35mm延伸し、トレッド幅を拡大することで更なる限界性能を高めるだけでなく、インタークーラーの段数アップやフライホイールを18%軽量化するなど、見えないところでのアップデートも多数施されているのも注目トピックスです。


新型シビックタイプRの高速操縦安定性は、歴代タイプR最強クラス

そして個人的に気になっていた新型シビックタイプRの高速操縦安定性についてですが、Hondaレーシングテクノロジーを注ぎ込んだ専用の空力アイテムを開発し、更に造形美と両立することで、空気抵抗の指標となるCD値を大幅に低減し、200km/hの走行時に892Nものダウンフォース量を発生するのも注目トピックス(フロントフード+42N、フロントバンパー&アンダーカバー+207N、リヤスポイラー+580N、リヤディフューザー+63N)。

ここまでのクラスになってくると、もはやレーシングカーの領域になってくると思いますが、新型シビックタイプRは先代FK8を超えるだけでなく、車本来の限界性能を更に引き出すための技術を結集させた最強モデルなのだと思われます。

ちなみに、本モデルに標準装備されるタイプR専用リアスポイラー(グロスブラック)+アルミダイキャストステーですが、ディーラーオプションとしてカーボンファイバ製リヤスポイラーに変更することも可能で、こちらのオプション費用は275,000円(税込み)となっています。

新型シビックタイプRを新車購入する際は、転売・輸出禁止に関する誓約書にサインを求められる

そして新型シビックタイプRで懸念すべきポイントが「高額転売・輸出」。

ホンダもようやく、この問題に向けて「新車購入後1年間は、転売・輸出を禁止する」旨の誓約書にサインを求めるとのこと。

既にこういった動きは、トヨタ新型ランドクルーザー300/レクサス新型LX600や、日産の新型フェアレディZ(RZ34)、そしてホンダ新型NSXタイプSでも実施されていますので、フル装備500万円以下で購入できるタイプRが転売の対象となるのは間違いないでしょうし、ホンダとしても賢明な判断だったのではないかと思います。

ちなみに誓約書の内容を破って転売したことが判明した場合、今後ホンダディーラーでのサービスや取引などは一切禁止となるそうです。

新型シビックタイプRの残価率がとんでもないことに!

そして最後は新型シビックタイプRの残価率を見ていきましょう。

先代FK8の3年残価率が47%ぐらいだったと記憶していますが、新型はそれをはるかに上回る内容になっています。

具体的には以下の通り。

【(2023年)新型シビックタイプRの残価率一覧】

◇3年残価率:67%

◇4年残価率:61%

◇5年残価率:50%

3年で残価率67%で、5年残価で50%て…レクサス新型LX600等の大人気SUV並みの残価率ですね。

これもおそらく先代FK8の中古車相場が高騰していることから、ホンダ側も昨今の中古相場を鑑みて底上げした数値だと思われるものの、今後どのように変動するかもわからない状況ですので、もしかするとその価値も下落することも考えられるかもしれません。

ホンダの残クレシステムが残価保証だったかは定かではありませんが、この残価率を知ってしまうと、おそらく購入を検討される方も多いのではないかと思います(見積もり記事とあわせて、残価でのシミュレーションも紹介予定)。

【【シビック TYPE R】新型CIVIC TYPE R ワールドプレミア】

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