これは圧巻…ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)×24台がアメリカに到着!日本でもようやく試乗車・展示車が配備されているようだ

今後もアメリカやオーストラリア市場向けに優先的に生産・出荷される可能性が高そう

2022年度の日本での生産割り当て台数が僅か500台と非常に少なく、それに対してバックオーダー数が6,000台近くまで迫っている日本仕様のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

2022年7月末をもって、ピュアEVクロスオーバーのエントリーグレードである新型アリア B6[2WD]と共に受注一旦停止となることが公式発表されましたが、一方でアメリカ市場では受注受付けを継続するとのことから、おそらく円安の影響を受けて輸出に注力するのではないかと予想されています。

こうしたなか、遂にアメリカ・バージニア州にあるニューポートニューズの港では、多くの新型フェアレディZが到着したとのことで話題になっています。


圧巻の光景!Proto Specが22台、Performanceグレードが2台

こちらが今回、アメリカに到着したという新型フェアレディZたち。

台数にして全24台と、その光景は圧巻の一言。

画像を見ての通り、そのほとんどがイメージカラーにもなっているイカズチイエロー×スーパーブラックルーフばかりで、つまりは初回限定240台のみ製造される特別仕様車Proto Spec(プロトスペック)が集中して出荷されたわけですが、なかにはプリズムホワイト×スーパーブラックルーフの2トーンカラーや、ミッドナイトブラックのモノトーンもあるようです。

アメリカ市場では、エントリーグレードSportと上位グレードPerformance、240台限定のProto Specの計3グレードが展開。

そしてオーストラリア市場では、上位グレード&スタンダードモデルのフェアレディZと、特別仕様車Proto Specの2グレードのみが展開されていますが、既に2022年度分と同国に振り分けられているProto Specが完売したとのことで、改めて新型フェアレディZの注目度の高さには驚かされるばかり。

アメリカではProto Specを優先することはもちろん、上位グレードから生産・出荷されている?

こちらは別の角度からスパイショットされた新型フェアレディZ×24台。

確かに一番後ろにミッドナイトブラックの個体も確認できますね。

どうやらプリズムホワイト×スーパーブラックルーフと、ミッドナイトブラックの個体は上位グレードPerformanceとのことで、もしかするとProto Spec → Performance → Sportの順に生産されることも考えらえるかもしれませんね。

2ページ目:上位グレードから優先的に生産・出荷される例は、日産だけでなくトヨタ・レクサスも同様?