これは圧巻…ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)×24台がアメリカに到着!日本でもようやく試乗車・展示車が配備されているようだ

「推奨仕様」という名の上位グレードから優先的に生産・出荷される流れは、既にトヨタ・レクサスでも始まっている

上位グレードから優先的に生産・出荷される例は、既にトヨタが取り入れていて、2022年秋頃より販売されるフルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウン(Toyota New Crown)や、同年8月23日より発表・発売予定の新型シエンタ(Toyota New Sienta)、そして2022年8月25日に発表されるレクサス新型IS500 F SPORT Performanceも同様。

(例)新型クラウンの場合は、フル装備のAdvanced系グレードを優先的に生産、新型シエンタは上位グレードZを優先的に生産、新型IS500は抽選限定500台のFirst Editionを優先的に生産

いわゆる推奨仕様という形で販売し、最も高額且つ利益率の高い上位グレードを優先的に生産・出荷することで、「納期も非推奨仕様に比べて早くなる」と謳う流れが作られているわけですが、部品供給不足や半導体の供給不足、更には円安の影響で海外市場へと優先的に生産・出荷が進められている状況を鑑みれば、どのメーカーも効率よく高利益を得たいのはビジネスとしては致し方ないものの、消費者側からすると決して気持ちの良い話ではないですからね…

大注目のレクサス新型RXも同じ販売方法に?

これはまだ確定した話ではないため何とも言えないところですが、噂によれば2022年末頃に発売と噂のフルモデルチェンジ版・レクサス新型RXも、グレード展開としては以下の通りになるものの、「推奨仕様」として優先的に生産・出荷されるグレードがRX500h F SPORT Performanceとも言われているようです(あくまでも噂であり、未確認の情報なので本当かどうかは不明)。

◇RX350[2WD/4WD]

◇RX350h[2WD/4WD]

◇RX450h+[4WDのみ]

◇RX500h F SPORT Performance[DIREC4のみ]


日本国内でもようやくディーラー向けの試乗車・展示車の配備がスタート!

大きく脱線してしまいましたが、アメリカ市場向け新型フェアレディZの出荷はどんどん進められている一方で、日本国内でも、少しずつではありますが、ディーラー向けの試乗車・展示車の配備が進んでいるとのこと。

これは販売エリアやディーラーの規模によって、配備が早い遅いはあるものの、既に購入・契約した方や、受注がいつか再開されることを見越して購入を検討しているユーザーを対象に、試乗車の準備も進められているわけですが、まさか日産側もここまで受注が集中するとは予想してなかったでしょうし、新型フェアレディZの底力を知った瞬間でもありましたね。

2022年度の日本ユーザー向けとなる累計生産・出荷台数が僅か500台となっている新型フェアレディZですが、2023年度は更に増産体制に入るとしても、早期納車を望む方は、この500台のなかには入りたい所。

私も購入・契約済ですが、まだ正式に受注受付けがスタートしておらず、どのタイミングで振り分けられるのか明確になっていないため納期は全く想像もできないところですが、500台の初回受注枠に入れば奇跡ですし、入らなければ2023年度のどこかで納車されることになると予想されます。

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Reference:CARBUZZ