公道を走るレーシングカーのポルシェ新型911GT3RS(992世代)が2022年8月17日に世界初公開へ!ケーニグセグCEO「ジェスコで最高速にチャレンジしたいがマジ怖い…」

ケーニグセグもブガッティの最高速を塗り替える準備はできているようだが…?

スウェーデンのハイパーカー(厳密にはメガカー)メーカーでお馴染みケーニグセグが、2020年3月に発表したハードコアスポーツモデルの新型ジェスコアブソリュート(Koenigsegg New Jesko Absolut)にて、世界最速記録にチャレンジすることを明らかにしました。

ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏とトップギアとのチャットインタビューにて、ブガッティが世界限定30台のみ販売したシロンスーパースポーツ300+(Bugatti Chiron Super Sport 300+)にて最高時速490kmをクリアしたように、ジェスコアブソリュートでもそれ以上の最高速度をたたき出すように準備を進めているとのこと。

ただ、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏のコメントを見て”印象的”だったのは「このチャレンジは大事だが、決して生半可な気持ではできないし、”とても恐ろしい”」とコメントしていること。


約500km/hの世界に挑むということは、500km/hの速度で衝突するリスクがあるということ

以前、アメリカ・ネバダ州の公道を(特別な許可を得て)封鎖し、アゲーラRS(Agera RS)にて最速記録を更新したように、ほんの一瞬でもミスが生じれば死に直結するかもしれない危険なチャレンジでもあるため、「もし可能であれば、ブガッティがチャレンジしたフォルクスワーゲングループのエーラレッシエンテストトラックにてチャレンジさせてほしい」と言及するほど。

それだけ、今回の最高速チャレンジは命がけの大勝負になると考えられますし、ケーニグセグも記録挑戦のための「更にその一歩を踏み出すことが難しい」大きな要因なのかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS, motor1.com