凄いけど何かが違う…?フェラーリF40のレプリカ・ゴーカートが競売に出品へ!しかも手動脱着可能なオープン仕様で最高時速は64km/h、気になる予想落札価格は?

スーパーカーのレプリカモデルにスーパーカーを使用?

続いて、フェラーリ関連のレプリカモデルで最も驚いたのが、こちらのラ・フェラーリ(厳密にはFXX K?)のレプリカモデル。

実はこのモデル、アウディのハイパフォーマンスモデルでお馴染みR8がベースになっているとのことですが、まさかスーパーカーでスーパーカーのレプリカモデルを製作するような時代がやってくるとは…

なおエンジンベースは、アウディR8の排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載するため、ラ・フェラーリのような甲高いV12サウンドを堪能することはできないものの、その走りのパフォーマンスはR8そのものなので十分ハイスペック。

ドア開閉も、ラ・フェラーリと同じくルーフまで開くディヘドラルドア(別名:バタフライドア)を採用しているため乗降り性は非常に高め。

カスタム費用はどの程度かかっているか不明ですが、今回販売されている個体は南アフリカ現地価格にしてZAR650,000(日本円に換算して約530万円)とのことで、ベースとなるモデル含めて意外と安価なのも驚きです。


細部に渡って忠実に再現されたランボルギーニ・ミウラのレプリカモデル

最後は、ランボルギーニ・ミウラ(Lamborghini Miura)にそっくりなレプリカモデル。

ポンティアック・フィエロ(Pontiac Fiero)をベースにしたキットカーとのことですが、パット見ではレプリカに見えない程の完成度の高さです。

ミウラといえば、このエンジンカバーに設けられたルーバーが有名ですが、当時はガラスエンジンフードなどを設けると、重量の関係でパフォーマンスが低下するだけでなく、汚れや蒸気などで後方視界が悪くなってしまうといった問題から、敢えてルーバーを設けたともいわれています。

特にリヤミドシップにV型12気筒自然吸気エンジンが剥き出しで搭載されたミウラの場合だと、蒸発してしまったオイルなどでウィンドウがベタベタに汚れてしまい、実用度としてはあまりにも不向きであったことから、汚れが付着しても視界が特に変化しないルーバーを採用していると言われています(放熱性もあるので一石二鳥だが、めちゃくちゃ洗車しづらい)。

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Reference:RM Sotheby’s