(2023年)一部改良版・レクサス新型GX460が2022年8月10日に発表!限定3,000台のブラックラインは販売継続…気になる次期GX550はどうなった?

特別仕様車ブラックラインは、2022年モデルから一部改良を加えて継続へ

レクサスの3列シート大型SUVモデルでお馴染みGX460。

トヨタ・ランドクルーザープラド(Toyota Land Cruiser Prado)の兄弟車で、日本市場では販売されておらず、アメリカ市場を中心に展開されている一台ですが、このモデルの一部改良版が2022年8月10日に発表されました。

今回の年次改良により、2023年モデルとして商品力を更に向上させているとのことですが、前回の2022年モデルでは10.3インチのワイドナビゲーションディスプレイ含む刷新されたインテリア、そしてアメリカ限定3,000台となる特別仕様車ブラックライン(Black Line)を追加設定。

今回の2023年モデルでは、特別仕様車ブラックラインの販売を継続するとのことですが、おそらく3,000台全て完売するまで続けられるのではないかと予想されます。


特別仕様車ブラックラインの装備内容は特に変更無し

早速、一部改良版・新型GX460を見ていきましょう。

内外装デザインの大幅な変更はなく、特別仕様車ブラックラインも基本的には同じ仕様です。

ベースとなるグレードはPremiumと変わらずで、ボディカラーも「エミネントホワイトパール」「オブシディアン」「海苔グリーンパール(日本名:テレーンカーキマイカメタリック)」の3色で、この他にラインナップされていたスターファイアパールや、クラレットマイカは廃止となっています。

続いてブラックライン専用装備は以下の通り。

◇Boulder NuLuxeとオープンポア・ブラックアッシュウッドトリム

◇マルチテレインモニター付きパノラマビューモニター

◇18インチアルミホイール(グロスブラック&スプリット6スポーク仕上げ)

◇クロスバー付きのブラックルーフラックレール

◇フォグランプベゼル

◇ダーククローム仕上げのグリルサラウンド

◇専用フロント・リヤバランスデザイン

マークレビンソンプレミアムサラウンドシステムを標準装備

そして今回の一部改良で新たに標準装備されたのが、マークレビンソンプレミアムサラウンドシステム。

これまではメーカーオプションもしくは設定すらされていなかったシステムですが、この点はユーザーからの要望が多かったものと予想されます。

パワートレインは、これまでと変わらず排気量4.6L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力305ps/最大トルク446Nmを発揮、トランスミッションは6速ATのみ、駆動方式は四輪駆動(4WD)のみとなります。

気になる(2023年)新型GX460の価格帯は?

そして気になるグレード別価格帯についてですが、大幅な価格アップは抑えられているそうです。

◇ベースグレード:57,575ドル(日本円に換算して約778万円)

◇Premium:58,910ドル(日本円に換算して約796万円)

◇Luxury:68,230ドル(日本円に換算して約922万円)

◇特別仕様車Black Line:62,310ドル(日本円に換算して約842万円)

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