これがホンダNシリーズ第5の最新モデルとなる新型N-CROSS?ダイハツ新型タントファンクロス/スズキ・スペーシアギアを対抗か。更にホンダの2022年9月上旬の工場生産稼働率が遂に6割まで低下

ホンダ新型N-CROSSは2種類のエンジンを設定?予防安全装備は?

via:Spyder7

改めてホンダ新型N-CROSSを見ていくと、Spyder7さんの報道によれば、パワートレインは軽規格となる排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン/ターボエンジンの2種類がラインナップされる予定で、トランスミッションはCVTのみ、そして駆動方式は日本全国の天候にも考慮して前輪駆動(2WD)/四輪駆動(4WD)が設定されるとのこと。

そして予防安全装備Honda SENSINGについては、全グレードにおいて標準装備となるのは容易に想像できるものの、現行Nシリーズ相当なのか、それとも普通乗用車タイプのセンシングが装備されるのかは不明。

既にホンダのほとんどのラインナップモデルにおいて、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能が標準装備されているため、恐らく新型N-CROSSも設定されるとは思いますが、最低でもN-WGN相当の装備でまとめてくるのではないかと予想されます。

◇衝突軽減ブレーキ<CMBS>

◇誤発進抑制機能

◇歩行者事故低減ステアリング

◇先行車発進お知らせ機能

◇標識認識機能

◇路外逸脱抑制機能

◇渋滞追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)

◇車線維持支援システム<LKAS>

◇オートハイビーム

◇パーキングセンサーシステム

◇後方誤発進抑制機能

なお、ここに普通乗用車タイプでも設定の「近距離衝突軽減ブレーキ」や「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」「アダプティブドライビングビーム」「ブラインドスポットインフォメーション<BSI>」「マルチビューカメラ」が設定される可能性は低いと考えられます(そこまで行くと車両本体価格だけで200万円は優に超えそう)。


ホンダの国内工場生産・稼働率が約6割まで低下しているところも

最後にホンダの四輪製品・生産遅れに関する最新情報をチェックしていきましょう。

2022年8月25日にホンダ公式プレスリリースでも公開された通り、昨今の諸事情による慢性的な半導体不足や、不安定な海外情勢等の複合的な要因により、部品入荷や物流に遅延が生じているとのこと。

これにより、以下の工場の生産稼働率が大幅に低下しています。

工場名:鈴鹿製作所・第1ライン/第2ライン
生産稼働率:2022年8月 約7割、2022年9月上旬 約7割
主な生産モデル:ヴェゼル、フィット、シャトル、N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN


工場名:埼玉製作所・寄居完成車工場
生産稼働率:2022年8月 約9割、2022年9月上旬 約6割
主な生産モデル:ステップワゴン、フリード、CR-V、インサイト、シビック、Honda e

ホンダ曰く、これらのラインナップモデルで、最も生産影響が生じているのは、Nシリーズ/ヴェゼル/フィット/シビック/ステップワゴンとのことです。

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Reference:Spyder7, Honda