フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の実車を見てきた!「とにかくワイド&ローでカッコいい」「後席のドリンクホルダーは”ソコ”に付くのか」

2022-08-31

やはりスタンダードなガソリンモデル/ハイブリッドe:HEVモデルとは印象が大きく違った

さてさて、2022年9月1日に発表・発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)ですが、今回一足早く実車を拝見させていただくことに。
※既に内外装デザインは発表済であり、ホンダディーラーにも事前に掲載許可をいただいています

一部の噂では、発表前の先行予約段階で優に1万件を超えているとの噂も有りますし、具体的にどれぐらいの納期になるのかわからないレベルの人気を得ているとのことですが(カーメディアの報道によれば2年とか?)、まずは9月1日の全国一斉受注を受付けるまで全くわからないところ。

発表前の段階で600台~700台分の生産が完了しているとのことだが?

ホンダディーラー曰く、2022年8月下旬時点で既に600台~700台分の生産は完了しているとのことですが、これが全国ディーラーを対象とした試乗車・展示車分のデモカー枠400台分を含めているのかどうかわからないため、果たして生産スピードが順調なのかどうかも不明。

ワクワクドキドキする一方、一体納期はどれぐらいになるのだろう…という不安もあるものの、この時代に100%内燃機関を搭載するスポーツモデルを発売してくれるホンダには感謝しかないですし、納期も楽しみに待っていたいところです。


新型シビックタイプRの実車をチェックしていこう

少し前置きは長くなりましたが、早速新型シビックタイプRのエクステリアをチェックしていきましょう。

まさか発表前にこの目で一足早く実車を拝見できるとは…改めてホンダディーラーには心より感謝です。

おそらく発表・発売日には、ホンダディーラーにもタイプRファンの方々や新規のお客さんなどでごった返す可能性があるとのことで、更には試乗を求めてくるお客さんも確実に多くなると予想。

他にも自動車系YouTuberの撮影のみの訪問は一切受け付けない姿勢とのことで、この点はホンダディーラーもかなり強気ですね。

ちなみに今回拝見させていただいたのは、シビックタイプRの伝統的なカラーでお馴染みチャンピオンシップホワイト。

私も全く同じ仕様を購入・契約しているので、「自分もいつかこの仕様のタイプRに乗るときが来るんだなぁ」とイメージしつつ、ワクワクしながらチェックすることに。

やはり全幅1,890mmはデカくてワイドでインパクトあるな…

真正面から見た時のフロントマスクはこんな感じ。

ガソリンタイプの新型シビック(FL1)や、ハイブリッドタイプのシビックe:HEVも十分カッコいいのですが、タイプRは更にアグレッシブで何よりもワイド&ロー。

ボディサイズも全長4,595mm×全幅1,890mm×全高1,405mm、ホイールベース2,735mmと、先代FK8よりも全長+35mm/全幅+15mm/全高-30mm/ホイールベース+35mm変化しているため、実車で見るととにかく大きく見えます。

逆L字型のLEDデイタイムランニングライトは従来通りですが、フロントエンドのメッシュパターン仕上げとなるアッパーグリルや、台形タイプの大口ロアグリルもアグレッシブさが増してクール。

そしてフロントロアスポイラーは、カーボンファイバ調ではなくベルリナブラック(グロスブラック?)に仕上げることでシンプル且つ引き締まりを強化。

シャープで伸びやかさも感じられるフロントLEDウィンカーは点滅式

フロントウィンカー点灯時はこんな感じ。

LEDデイライトが反転するのではなく、その上部のクリア部分が点滅する仕組みになっていますね(シャープ且つコンパクトなフロントウィンカーがまた美しい…)。

フロントブリスターフェンダーとダクトフードの組合せもカッコいい

そしてFL1よりも大きく外側に張り出したブリスターフェンダーとダクト付きフロントフードの組合せもまた良きところ。

なおフロントヘッドライト周りのアイシャドー部分は、ガソリンタイプだと無塗装ブラックでしたが、タイプRになるとグロスブラックにアップデートされるようです。

やっぱりこれだけは欠かせない専用バッジ

そしてフロントアッパーグリルには欠かせない”TYPE R”のブランドバッジと”Honda”の赤バッジ。

やはりこれらの組合せは無くてはならない存在ですし、”TYPE”のレタリングバッジはメッキ加飾ではなくダーククローム加飾というのも手が込んでますね。

マットブラック仕上げの19インチホイール

足もとを見ていくと、フロント・リヤ共通の19インチリバースリムアルミホイール(19インチ×9.5J)が標準装備され、タイヤは265/30ZR19インチのミシュラン製パイロットスポーツ4Sを装着。

ホイールはマットブラック仕上げで引き締まりと特別感が強く、光の差し加減でホワイトのような反射との組み合わせもグッド。

そしてフロントブレーキは、ブレンボ製350mm大径ベンチレーテッド2ピースディスクブレーキとブレンボ製フロントアルミ対向4ポットレッドキャリパーを装着します。

リヤテールランプと親和性を持たせる巨大リヤウィング

そしてこちらはリヤエンド。

テールランプ意匠はハッチバックから共通で、リヤウィンカーも電球のバルブ式(非LED)。

更に一文字のリヤテールランプとの親和性を持たせた巨大リヤウィングは、アルミダイキャストステー付のグロスブラック付きウィングを装着。

リヤテールゲートに貼付される”CIVIC”のネームバッジも、フロント同様にダーククローム加飾と高級感をアップ。

エキゾーストサウンドはVTECターボらしい重厚感

マフラーは先代から受け継がれるセンター3本出しで、真ん中のマフラーには可変バルブを装着(エキゾーストサウンドを含めたエンジン始動音も録画済みですが、こちらは後日公開できればと思います)。

ちなみに新型シビックタイプRのパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジンを搭載し、最高出力330ps/6,500rpm、最大トルク420Nm/2,600rpm~4,600rpmとハイパワー。

2ページ目:新型シビックタイプR(FL5)のインテリアはスパルタン!後席ドリンクホルダーは”ソコ”に付くのか!