日産は特に隠す気は無さそうだ。(2023年)新型フェアレディZ GT4 Nismoが2022年9月28日に世界初公開へ!これは新型フェアレディZ Nismo(RZ34)デビューに向けての布石?

とりあえず新型フェアレディZ GT4 Nismoはティーザー画像の時点から包み隠すつもりは無さそう

2022年7月末をもって受注一旦停止となった日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

アメリカ市場では、ジヤトコ製9速ATのパーキングロック問題により、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)から販売停止命令並びに製品出荷保留命令が下されるなど、様々な問題を抱えている状態です。

こうしたなか、日産は2022年9月28日の午前8時に「新型レースカー」を発表するとSNSにて明らかにし、その車両の正体が新型フェアレディZ GT4 Nismoである可能性が高まっています。

これに加えて、「日産は新型フェアレディZ Nismoの量産モデルを発表するための布石ではないか?」といった噂もあるそうで、今回のレーシングモデル発表には大きな注目が集まりそうです。


よりエクストリームなスポーツカーへと進化するGT4 Nismo

こちらが今回、日産公式Twitterにて公開された新型フェアレディZ GT4 Nismoレースカーと思われるティーザー画像。

上の画像は明るさ調整した後の画像となりますが、ドアサイドパネルにはデカデカと”GT4”のデカールが貼付されていることから、日産もそこまで隠すつもりも無さそう。

更に細部のデザインもチェックしていくと、ショルダーラインに沿ってレッドのグラデーション入りデカールが貼付され、更にリヤクォーターピラーのZバッジ付近には、ブラックとホワイトのチェッカーフラッグパターンでオシャレなアクセントに。

version S/version STに設定されるトランクスポイラーに加え、固定式となるブラックの巨大リヤウィングも装着。

フロント部分にも注目していくと、サーキット仕様のベンチレーテッドフードやフロントリヤスポイラー(チンスポイラー?)らしきものも確認できますが、スタンダードモデルに比べてサーキット仕様のエアロダイナミクスボディキットが充実したエクステリアにまとめられていますね。

既にRZ34のレーシングモデルはいくつか発表済み

ちなみに今回の新型フェアレディZをベースにしたレーシングモデルは、日産とNISMOが共同開発を進めた初めてのモデルではなく、既にスーパーGT(GT500など)仕様も導入済み。

おそらくNismo GT4の競合モデルには、BMW M4 GT4やマクラーレン・アルトゥーラGT4(McLaren Artura)、ロータス・エミーラGT4(Lotus Emira)などが対象になると予想され、よりエクストリームで刺激的なレーシングモデルとなることが期待されています。

2ページ目:公道仕様の新型フェアレディZ Nismoはどうなる?