フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバスの納車後雑感②!先代に比べて静粛性は良くなったが、アクセルやブレーキの”あの”感覚は変わっていない模様
納車後はまだ、それほど走行していないが、やはり先代に比べると進化しているポイントは多い
2022年9月に私の両親用に納車されたダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory G[2WD]。
グレードやボディカラー、駆動方式、ディーラー(外付け可能な販売店)オプションは基本的に父親に一任しましたが、モノトーンのホワイトカラーにホワイト×切削光輝のデュアルトーン14インチアルミホイールの組合せは評判が良く、ブログ読者の方々からも「私も白のホイール注文しました!」といったコメントをいただいております(ありがとうございます)。
前回のブログでは、新型ムーヴキャンバスの内外装デザインのインプレッションに加え、ちょっと気になるポイントやグッドポイントなどをお伝えしましたが、今回は本モデルの公道走行インプレッションをお届けしたいと思います。
新型ムーヴキャンバスは先代に比べて静粛性が増し、乗り心地も良くなった
実際に新型ムーヴキャンバスで公道を走らせてみてのインプレッションから。
まず一つ目に気になったのが「エンジン始動時」。
これはDNGAプラットフォームを採用している現行タント(Tanto)/タントカスタム(Tanto Custom)/タフト(Taft)同様に、先代モデルに比べてエンジン始動時に感じられるシートへのちょっとした振動や車体の揺れは解消されたように感じられます。
実はダイハツディーラーの粋な計らいにより、新型ムーヴキャンバスが納車される一週間前に代車として先代ムーヴキャンバスを貸していただいたんですね。
「是非とも新型ムーヴキャンバスとの違いを体感してほしい」という担当スタッフさんからの想いから、私も軽く10km~15kmほど走らせていただきました(その後は父親が1週間使用していた)。
その影響もあってなのか、エンジン始動時からの違いは明確で、同じ自然吸気エンジンを搭載していても、ここまで車内の静けさや振動の少なさで差が付くのか…と感じた次第です。
アクセルを踏み込んだときの電動パーキングブレーキもしくは、オートブレーキホールドの解除時は滑らかに加速
その後新型ムーヴキャンバスで公道へと走り出しますが、アクセルを軽く踏んで電動パーキングブレーキを解除したときのシームレス(滑らか)さは、競合モデルとなるホンダN-BOXとは大きく異なるポイントで、その後のオートブレーキホールド機能においても、ホールドON状態からアクセルを踏み、ホールド解除されて低速域で走り出すときの滑らかさと揺れの少なさは、N-BOXでは中々得られないところだと思いました。
アクセルとブレーキの踏み込み量に対する車のレスポンスには少し違和感
ただ個人的に気になったポイントとしては、アクセルの踏み込み量に対する加速と、ブレーキを踏み込んだ量に対する減速の感覚は少し違和感があり、普段ホンダN-BOXを運転している身からすると、もう少し気持ち強めに踏み込まないとレスポンスがそこまで良くない?と感じたり。
特にブレーキの踏み込みは思ったよりも柔らかく、おそらくこれはダイハツ特有のものなのかもしれないのですが、結構奥まで踏み込んでいかないと減速の初動が感じにくいというのも正直なところで、この辺りは慣れが必要かもしれませんね。
だからといってアクセルもブレーキも全く利かないという意味合いではなく、これは各自動車メーカーによってエンジンスペックや車体重量などによって感覚は異なるのでご参考までに。