フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンクロスオーバーが発売後1ヶ月で「25,000台」の受注と報道!街中でもほんの少しずつ見かけるようになったが、その光景は異様

新型クラウンクロスオーバーの売行きは好調のようだ

2022年7月15日発表/同年9月1日に発売されたばかりとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)。

2023年までにスポーツ/セダン/エステートを含む全4種類のボディスタイルが登場する予定で、その記念すべき第一弾としてクロスオーバーが発売されました。

プラットフォームは新型ハリアー(New Harrier)/RAV4/レクサス新型RXにも採用の前輪駆動(FF)ベースとなるTNGA-Kが採用されていて、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたGグレード/Xグレード、そして排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたRSグレードがラインナップされ、全グレードに四輪駆動(E-Four)のみの設定となります。

そんな全面刷新の新型クラウンですが、何と発売から1ヶ月が経過しての全国バックオーダー数が25,000台を突破していると報道されています。


目標月産に対して約7.8倍!色々云われているが、クラウンは多くのユーザーが待ち望んだ一台

国内自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、2022年9月30日時点での新型クラウンクロスオーバーの全国受注台数は25,000台を突破しているそうで、トヨタが公式プレスリリースにて発表した目標月産3,200台/月に対し、約7.8倍もの受注を獲得しているとのこと。

元々トヨタは、目標月産台数を予め少なく設定する傾向にあり、その後の「発売から1ヶ月で約〇倍の受注を獲得!」と大きく見せることで大人気モデルであることをアピールすることがほとんどですが、それでもトヨタのフラッグシップモデルであり、車両本体価格も435万円~640万円(税込み)と決して安価な価格では無いにも関わらず、ここまでの売れ行きを見せているのは「流石はトヨタ&クラウンブランド」。

発表当初は「前輪駆動ベースのクラウンなどクラウンではない」「見た目はただのカローラ」「クラウンと名乗る必要があったのだろうか」「内装がチープ!こんなのクラウンじゃない」ととにかく叩きまくってはネガティブな評価がほとんどでしたが、それでもクラウンを待ち続けたユーザーは多かったことを証明していますし、なんやかんやで「形はどうであれ、トヨタにはやっぱりクラウンが無いとダメだ」と感じてる方も多かったのではないかと思います。

先代以前のクラウンも2.5万台以上のバックオーダーを抱えていた

ちなみに2018年6月に発売した先代の220系クラウンは、発売後1か月間で約30,000台を受注を獲得し、先々代型の210系クラウンは、発売1カ月で約25,000台の受注を獲得していることを考えると、クラウン人気は堅実で安定的という見方も。

そして販売比率で見ていくと、どうやらクラウンロイヤルに該当するであろうG/Xグレード系の割合が全体の70%、残り30%がアスリートに該当するであろうRSに集中しているとのことで、価格面も含めて大方予想通りといったところでしょうか。

ただし、RS系に関しては未だ生産開始時期や納期が”未定”という情報もあり、おそらくはbZ4Xやレクサス新型RX500h F SPORT Performanceにも絡んでくるハブボルト締結とeAxelに関する不具合が未だ影響しているのではないかと予想されています。
※bZ4Xは、2022年9月30日時点で未だ販売(KINTO)が再開されていない

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