こんな記事を見つけた。フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の「知らなかった…となりがちなこと4つ」が話題に→購入者&検討者はそれらを把握して契約していると思うのだが…

もしこのライターさんが新型シビックタイプR(FL5)に試乗していないのであれば、試乗することをおススメしたい

さてさて、2022年9月1日に発表/同月2日に発売されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

発売されてから1ヶ月以上が経過し、既に納期は「2年以上」との情報もあり、バックオーダーも優に1万台を超えるほどの人気っぷり。

2022年は日本製スポーツカーが数多く登場した貴重且つ奇跡の1年でもあり、そのなかにピュアスポーツハッチバックのシビックタイプRも含まれていることには拍手を送りたい所。

そんな大注目の新型シビックタイプRについて、国内自動車情報誌WEB CARTOPさんが何とも興味深い記事を公開しています。

記事の見出しとしては【5人乗れない! 立駐に入らない可能性! 新型シビックタイプRの「知らなかった……」となりがちなこと4つ】となっていますが、一体どのような内容なのか?チェックしていきましょう。


新型シビックタイプRは乗り心地がハードなのだろうか?

まずは新型シビックタイプRの乗り心地について。

WEB CARTOPさんの記事では、新型シビックタイプRは「乗り心地がハード」と見出しを付けたうえで、以下の内容を明記しています。

5ドアハッチバックボディを持つシビックがベースということで、ファミリーカー兼用で検討している人も多いかもしれないが、鈴鹿サーキットで市販FF車最速のタイムを記録するほどのスペックを誇るモデルだけに、乗り心地は決して安楽ではないことを覚悟しておきたい。

さすがにかなり厳しい意見も聞かれたFD2型よりはいく分マイルドで、コンフォートモードで走行するならば足まわりを交換したスポーツモデルレベルの乗り味なので、決して乗っていられないレベルではないが、同乗者からクレームが出る可能性は低くないだろう。

via:webcartop

色々と気になるポイントはあるものの、乗り心地については、実際に新型シビックタイプRを試乗(運転席/助手席/後席含む)させていただいた私からすると、WEB CARTOPさんに記載されているようなハードさは特に感じられず、むしろ快適に感じるほど。

新型シビックタイプRでは、走行条件に応じて走行モードを変更することも可能ですが、COMFORTやSPORTでも十分快適。

但し+Rモードになると、確かにハードには感じられるシーンはあるかもしれないものの、「同乗者からクレームが出る可能性」があるかと言われると、よっぽどサーキットのような”ハードな走り”をしない限りは出てこないのでは?と思う程(あくまでも私の感覚になってしまい恐縮ですが…)。

おそらく「4人乗り」を懸念する人はかなり少ない

続いては新型シビックタイプRのシートレイアウトについて。

WEB CARTOPさんの記事では、以下の内容の通り、5人乗りではなく4人乗り仕様に対して大きな懸念を示しています。

ベースとなったシビックは後部座席が3人掛けの5人乗りとなっているが、シビックタイプRは後席中央にカップホルダーが備わることで乗車定員は4人となっている。

後席スペース自体のサイズは変わっていないものの、車検証上の定員も4名となっているため、4人以上乗車することが多いユーザーにはオススメできないのだ。

via:webcartop

これについては少し「?」と思う所もありますが、おそらくは「スタンダードなシビック/シビックe:HEVが5人乗りだから、シビックタイプRも5人だと思ってはいけない!」という注意喚起?のようなものだと推測。

すくなからず「4人乗り」仕様に対して心配しているユーザーは比較的少ないと予想され、このクラスになってくると2シーター感覚で乗られる方も多いのではないか?というのが正直なところ(後席はエマージェンシーシート的な見方)。

なお上の記事内容にもある「4人以上乗車することが多いユーザーにはオススメできない」と記載されていますが、4人”以上”だと4人も含まれるため、おそらく5人以上と記載したかったのかもしれませんね。

2ページ目:新型シビックタイプRのサイズ感やランニングコストも懸念?