アメリカにてフォード・シェルビーGT500含む3台のマスタングが盗難被害!何と盗んだ犯人は14歳の少年だった!ここ最近「少年による車の盗難」が増えている模様

アメリカでは少年による車の盗難が問題視されている

日本国内でも多数発生している自動車の盗難被害。

主に日産スカイラインGT-R(Nissan SKYLINE GT-R)やトヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)と日本製(JDM)スポーツカーや、トヨタ・ランドクルーザー200(Toyota Land Cruiser)/ランドクルーザープラド(Land Cruiser Prado)やレクサスLX570/LX600といったオフロード志向のSUVが盗まれています。

今回は、アメリカ・ミシガン州にあるフォード・フラットロック組立工場にあるフォード・マスタング(Ford Mustang)や、シェルビーGT500(Shelby GT500)の計3台が盗まれる事件が発生しました。


何とシェルビーGT500を盗んだのは14歳の少年だった

そして今回の盗難事件で最も注目されたのが、犯人が14歳の少年だったということ。

以前アメリカでは、9月にステランティス工場のフォード・マスタングやダッジ・チャレンジャー(Dodge Challenger)、ジープ・ワゴニア(Jeep Wagoneers)含む10台以上の車両が盗まれた例もありましたが、更に驚きだったのは、これらを盗もうとした少年の年齢が11歳、12歳、14歳だったことが発覚。

少年だからといって何をしても許されるというわけではありませんし、当然少年たちは警察によって逮捕されましたが、今回の14歳の少年はシェルビーGT500を盗んだ後に重傷を負ってしまい入院しているため逮捕・事情聴取できない状態に。

以下FOXが公開している警察のボディカメラの映像を見てみると、警察が銃を抜いて車に近づき、車内にいる少年に車から降りるように説得していることが確認できますが、警察によると「14歳の少年は車の助手席から降り、高速道路脇の壁を乗り越え、下の空き地に落下した」と説明しています。

【14-year-old car thief jumps off bridge while running from police】

しかも少年は、この落下が原因で重傷となったものの、命に別状は無かったそうですが、どういった経緯で14歳の少年がシェルビーGT500含むマスタング3台を盗んだのか気になるところ。

この事件は、2022年10月12日の午後7時過ぎに発生したもので、時間帯から考えるに組立工場が稼働しているときに発生したものだと考えられる一方、なぜこういった不審者が容易に侵入できてしまったのかも疑問。

なお盗まれたマスタングたちは、最終的に警察によって無事回収されましたが、一部傷なども見つかっているとのこと。

特にシェルビーGT500は、現地価格にして113,00ドル(日本円に換算して約1,680万円)と非常に高額で、将来的にプレミア価値が付くとも云われています。

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