確かに似てる?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンのバイトーンカラーがお笑い芸人・キングコング西野さんデザインの「西野クラウン」に少し似ていた件
改めて見ると、2019年に登場した西野クラウンは新型クラウンクロスオーバーの先駆けのようにも見える?
2022年9月1日に発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)。
発売後も大きな注目を集めているトヨタのフラッグシップモデルですが、実はこの前に発売されていた220系クラウンをベースに、お笑い芸人・キングコングの西野亮廣(にしの あきひろ)さんがデザインした「西野クラウン(ニシノ・クラウン)」をご存じでしょうか。
このモデルは、2019年3月に発表された独創的なカラーを持つカスタマイズモデルで、西野さんが開設しているオンラインサロンの会員 約22,000人の意見を取り入れつつ、独自の感性によって生み出されたものと言われています。
西野クラウンは実質世界に一台しか存在しないワンオフモデルですが、発表当初は東京都品川区の表参道ヒルズにて特別展示されたものの、その後このモデルの行方は明らかになっておらず、最終的に西野さんのもとへ納車されたのかも明らかになっていません。
改めて見ると凄い配色だが、どことなく新型クラウンクロスオーバーのバイトーンカラーにも…?
ちなみにこちらが、キングコング西野さんによってデザインされた220系クラウンのカスタマイズモデルとなる「西野クラウン」。
ボディカラーのベースはホワイトパール系とのことですが、どうやらこの上から紺色とゴールドのカラーラッピングを施工したそうで、その配色はどことなく新型クラウンクロスオーバーのバイトーンカラー風。
ちなみにこの配色について、当時西野さんは「かなり保守的と言われてきたフロントデザインや全体的なボディバランスから、高齢層が乗るイメージを大きく払拭することを目的に、個性的でインパクトのあるカラーリングに仕上げたかったと」とコメント。
つまり若者に向けたインパクトのあるバイトーン風のラッピングですが、今思うとこの配色が、トヨタデザイナーの中で新型クラウンクロスオーバーを生み出すためのきっかけの一つだったのかも?と予想してみたり(あくまでも私の勝手な予想です)。
真正面から見てみるとこんな感じ。
配色だけを見ると中東ドバイ向けの24金カスタムにも見えたり。
フロントノーズからフード、サイドミラーキャップ、トップルーフ、そしてフロントバンパーフレームにゴールドのアクセントを加味するところに大胆さが感じられ、こういった思い切りの良さも「若者向け」なのかもしれませんし、配色は違えど現代の新型クラウンに通じるものがあるかもしれません。
リヤクォータービューはこんな感じ。
リヤトランクからリヤエンドにかけてゴールドラッピングに仕上げられ、リヤバンパー周りは紺色にまとめるなど、このあたりもどことなく新型クラウンクロスオーバーのバイトーンカラー風。
新型クラウンクロスオーバーのバイトーンカラーも見ていこう
参考までに、こちらが新型クラウンクロスオーバーRSのプレシャスレイ×ブラックバイトーン。
ブラックの配色とアクセントがシンクロしていますね(3年前に発表された西野クラウンが時代を先取りしていたと考えると中々にユニーク)。
リヤはこんな感じ。
もしも西野クラウンがトヨタによって保管されているのであれば、一度プレシャルレイ×ブラックバイトーンの新型クラウンクロスオーバーRSと並べて、再び六本木ヒルズにて特別展示してほしいところです。