ホンダが2022年10月「3回目」の工場出荷目途一覧を約2週間ぶりに更新!何と一部ディーラーでは新型ヴェゼルe:HEV PLaYの受注を受付けているようだ
約2週間ぶりとなるホンダの工場出荷目途一覧だが、万全の体制が整うまで時間がかかりそうだ
トヨタやレクサス、スバルなどが定期的に更新している既存ラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回は約2週間ぶりにホンダが2022年10月「3回目」となる工場出荷目途一覧を更新しています。
1週おいての更新の理由については不明ながらも、3回目の工場出荷目途一覧も変わらず「半年以上/半年程度」がほとんどで、これを納期換算すると概ね「半年以上」ということに。
なおホンダの公式プレスリリースでも公表されていますが、2022年10月の生産稼働率については、鈴鹿製作が約8割で、埼玉製作所・寄居完成車工場が約6割と、かなり数字を落としているため、まだまだ生産体制が万全ではない状態となりそうです。
2022年10月24日時点での工場出荷目途一覧はこうなっている
まずは、2022年10月24日付けで最後に更新されたホンダのラインナップモデルの工場出荷目途一覧をおさらいしておきましょう。
【ホンダラインナップモデルの工場出荷目途一覧(2022年10月24日時点)】
◇アコード/工場出荷目途:1ヶ月程度/一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合がございます。
◇シビック/工場出荷目途:半年以上
◇シビックe:HEV/工場出荷目途:半年以上
◇シビックタイプR/工場出荷目途:半年以上
◇ステップワゴン・ガソリン車/工場出荷目途:半年以上
◇ステップワゴンe:HEV/工場出荷目途:半年程度
◇フリード・ガソリン車/工場出荷目途:半年程度/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。
◇フリード・ハイブリッド車/工場出荷目途:半年以上/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。
◇フリード+ガソリン車/工場出荷目途:半年程度/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。
◇フリード+ハイブリッド車/工場出荷目途:半年程度/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。
◇ヴェゼル・ガソリン車/工場出荷目途:半年以上
◇ヴェゼルe:HEV/工場出荷目途:半年以上/一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合がございます。
◇Honda e/工場出荷目途:3ヶ月程度
◇フィット・ガソリン車/工場出荷目途:半年以上
◇フィットe:HEV/工場出荷目途:半年程度
◇N-ONE/工場出荷目途:半年以上
◇N-BOX/工場出荷目途:半年以上/一部タイプ・カラーでは半年以上かかる場合がございます。
◇N-WGN/工場出荷目途:5ヶ月程度/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。
◇N-VAN/工場出荷目途:半年程度
via:Honda
以上が、2022年10月24日時点での工場出荷目途一覧となります。
実は10月7日時点での工場出荷目途一覧から特に変更は無く、これまでと変わらずほとんどが「半年以上/半年程度」。
どうやら見込み発注分を引いた販売店では、早いタイミングで納車可能に?
ただ、私が普段お世話になっているホンダディーラーの情報によると、既に受注停止状態になっていたはずの新型ヴェゼルe:HEV PLaYが、一部の販売店では受注を受け付けているとの情報も。
いわゆる販売店用の見込み発注(試乗車・展示車)分だと思われますが、最近では新車・新型車をオーダーしても納期半年以上がほとんどのため、なかには受注停止で購入できないものもありますし「それであれば試乗車・展示車分を売った方が良いのでは?」ということから、見込み発注分を販売しているところも少なく無いそうです。
但し、この試乗車・展示車分に関しては、「選べるボディカラーが制限される」「オプションが制限される」「駆動方式が制限される」といった問題があるのですが、新型ヴェゼルe:HEV PLaYの場合、幸いにもボディカラー以外のメーカーオプションが無く、駆動方式も前輪駆動(FF)のみなので、ある意味買いと云える一台だと思います。