フルモデルチェンジ版・トヨタ新型カムリが2023年後半以降にデビューとの噂。新型クラウン/プリウス顔をミックスしたグローバル正統派セダンでPHEVも視野に?

なお2022年8月に発売されたばかりの一部改良版・新型カムリは既に受注停止

2022年9月1日に発売されたトヨタ新型クラウン(Toyota New Crown)がクロスオーバー化したことにより、トヨタのフラッグシップセダンがカムリ(Camry)となったものの、発売されてすぐに受注一旦停止に。

一部報道では、2023年モデルの一部改良をもって現行(10代目)カムリが販売終了となり、2023年後半頃より11代目としてフルモデルチェンジする?との噂が浮上していますが、一体どのようなモデルとなり、どのようなパワートレインが採用され、どのようなデザインとなるのか気になるところ。

前回のブログでは、ロシアのカーメディアKolesa.ruが「次期カムリはこうなる?」という完成イメージレンダリングを公開し大きな話題となりましたが、どうやら国内カーメディアも同様のデザインになると予想していて、ハイブリッド(HEV)モデルだけでなくBEVモデルの市販化に先駆けてプラグインハイブリッド(PHEV)をラインナップする?との噂もあるようです。


国内カーメディアは新型クラウンと次期プリウスをミックスした顔つきになると予想しているようだ

早速次期カムリについてチェックしていきましょう。

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、次期カムリのエクステリアは、リフトアップしない新型クラウンクロスオーバーのようなファストバックに近いスタイリングで、フロントマスクはクラウンと次期プリウスをミックスしたような顔つきになると予想しています。

ちなみに上の画像は、Kolesa.ruが作成したイメージレンダリングのため、マガジンXさんのレンダリングとは異なるものの、大口化したキーンルックグリルやブラックアクセントのグリルフレームはそのままに、グリルパターンはメッシュ仕上げ。

そしてフロントヘッドライト意匠は四眼LEDヘッドライトを搭載し、その上部にはLEDデイタイムランニングライト+センターライトが搭載されるとのことですが、デイライト部分に関しては水平基調ではなく、次期プリウスのような”コ”の字型が採用される可能性が高いようです。

ところで次期プリウスのフロントマスクってどういうデザインになるの?

via:Spyder7

ちなみにこちらが、国内カーメディアSpyder7さんが作成した次期プリウスのイメージレンダリングになりますが、上の画像の”コ”の字型(もしくは”フ”の字型?)が最もイメージが近いと思います。

既に愛知県の公道でも開発車両がスパイショットされていて、ヘッドライト意匠やフロントウィンカーが点滅するポイントなども明らかになりましたが、その開発車両を(トーンダウンしながらも)作成されたのが上のレンダリング画像で、フロントグリル以外は概ね近いデザインになると予想されます。

アウタードアハンドルはレクサスLCのようなポップアップ式?

アウタードアハンドル構造については、マガジンXさんのレンダリングを確認する限りだとシンプルな手引き式ではなく、レクサスLCなどに採用されているポップアップドアハンドルが採用されているようにも見えたり。

足もとのホイールサイズまでは明らかになっていませんが、新型クラウンのように21インチの大口径アルミホイールが装着される可能性も高そうですし、次期プリウスに19インチアルミホイールを装着するように足もとをダイナミックに見せるスタンスは、今後のトヨタの定番仕様になるかもしれませんね。

2ページ目:次期カムリにはハイブリッド(HEV)以外にもプラグインハイブリッド(PHEV)も設定される?