フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタでの雪道&スタッドレスタイヤインプレッション!乗り心地は?サイドミラーの”プルプル”振動が少し気になる?
新型シエンタでの初雪走行インプレッション!
2022年10月に納車されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。
気が付けば2022年もあと少しで、12月中旬以降になってから一部エリアでは大雪で交通障害が起きていますね。
私が住んでいるエリアでも初大雪となり、月曜日の朝一通勤ラッシュから様々な方面から救急車のサイレン音が聞こえてくることも(おそらく雪上でスリップなどして事故った恐れアリ)。
こうしたなか、冬に備えて事前にスタッドレスタイヤを履かせていた新型シエンタですが、実際に雪上を走らせてみてのインプレッションを簡易的にまとめてみたので、早速チェックしていきたいと思います。
新型シエンタに装着しているのはブリヂストン製VRX2
まずは新型シエンタでの雪道&スタッドレスタイヤインプレッション。
前回のブログでもお伝えの通り、新型シエンタにはDIANELLA M10(ディアネラ・エム10)のディープブラッククリアポリッシュ仕上げとなる15インチアルミホイールと、雪上を重視したブリヂストン製ブリザックVRX2(BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2)15インチスタッドレスタイヤを装着。
本来であれば、新作のVRX3スタッドレスタイヤを装着するのもアリなのですが、新作になると氷上性能と乗り心地にファクターを置いているため、私が住んでいるエリアでは凍結した路面よりもドカ雪の方が多いことからVRX2を選択しています。
こうした景色を見ると、「いよいよ本格的に降り積もってきたかぁ」と複雑な想いになるわけですが、こうして新型シエンタで初雪上走行を迎えられるのもちょっと嬉しかったり。
雪上を走らせているときのシエンタのねじり剛性の高さには驚かされる
実際に雪上を走らせてみて思うことは、しっかりと雪の凸凹を拾っていて、縦揺れは少し目立つものの、そこまで横揺れや”ねじれ”が大きいわけではないため、どっしりとした姿勢と剛性により安心感が感じられました。
とはいえ、常に不規則且つ大きなデコボコがあり、更には雪のカタさと柔らかさ、スリップしやすいポイントなど、複雑で非常に情報量の多い雪上だと、”安心”というキーワードはあまり使ってはいけないとも考えていますが、こうした複雑な路面でもあっても、シエンタの走破性・ねじり剛性の高さには驚き。
雪道特有の複雑な状況であっても、ドライバーのステアリングにもしっかりと情報が伝わってくる
一方でVRX2スタッドレスタイヤの雪上走行性能ですが、まだ新品で装着したばかりということもあり、雪上であってもしっかりと雪をかき分けて走り出したり、しっかりと止まるのはもちろんのこと、現時点で不満は感じられないものの、やはり雪上でのゴツゴツとした乗り心地は避けようも無し。
「走る・曲がる・止まる」という基本動作は当たり前のことですが、凹凸の激しい雪道で”カタくスリップしやすい”ポイントがあっても、しっかりと踏ん張ろうとして、ステアリングが持っていかれないよう操作できるのもグッドポイントだと思います。
リヤハッチガラスにはあまり雪が付着しない?
そしてこちらが、ある程度雪道を走行したあとのルームミラーから見たリヤハッチガラス。
リヤハッチガラスがほぼほぼ絶壁ということもあってなのか、それともガラスに撥水コーティングを施工しているからなのかは不明ですが、ほとんど雪が付着せず、後方視界の妨げにならないのは魅力的。
上の画像にもある通り、サイドミラーとガラスの間に雪が溜まることもしょっちゅうで、そういったときのルームミラーから見る後方視界はかなり重要。