中国の最高級車・紅旗(ホンチー)新型H6が世界初公開!トヨタ新型クラウンセダンに対抗か?アルファロメオのスーパーカーと思わしきティーザー動画は新型6C?

紅旗(ホンチー)がスポーティでクールな新世代セダンを世界初公開!

2022年12月30日~2023年1月8日まで開催されている中国・広州モーターショーにて、本国の最高級自動車メーカーとしてお馴染みとなる紅旗(ホンチー)が、全く新しいミドルサイズセダンの新型H6を世界初公開しました。

このモデルは、サブコンパクトセダンのH5と、ミドルサイズセダンのH7との中間的な立ち位置となる一台で、その見た目は中々にスポーティでアグレッシブ。

既に日本市場にも導入されているフラッグシップセダンの新型H9だと、ロールスロイス・ファントム(Rolls-Royce Phantom)やゴースト(Ghost)に酷似しているともいわれていましたが、今回の新型H6は個性的でありながらも、どことなく日産シルフィ(Nissan Sylphy)っぽい顔つきにも思えたり。

具体的にどのような仕様なのか、内外装デザインもチェックしていきたいと思います。


競合はトヨタ新型クラウンセダンか?

こちらが今回世界初公開されたホンチー新型H6のフロントマスク。

ボディスタイルは伸びやかなサブコンパクトセダンですが、立ち位置的にはダイナミックスポーツセダンとのことで、レクサスでいえばISに相当するのかもしれませんね。

真正面から見てみるとこんな感じ。

どことなく日産の新型シルフィを彷彿とさせるようなVモーショングリル風デザインで、グリルパターンはノートe-POWER(New Note)のような組子調を採用。

そしてセンター部分には、クロームアクセントとレッドにて仕上げられたセンターガーニッシュが追加され、この点はホンチーのシンボルともいえるデザイン。

ヘッドライト意匠もかなり独特なスプリットタイプですし、LEDデイタイムランニングライトもグリルの両側を沿うようなダイナミックさを備えています。

リヤクォータービューはこんな感じ。

リヤテールランプも独特で、ここ最近のトレンドにもなっているセンター直結式の一文字テールランプらしきものを備えながらも、逆L字型OLED風テールランプも装備。

間近で見てみるとこんな感じ。

一体どのような光り方をするのかも気になりますが、おそらくリヤウィンカーは逆L字のクリア部分が点灯もしくは流れるタイプのシーケンシャルが採用されるのではないかと予想されます。

そして中国市場向けらしいミントグリーンとライトブルーの中間的なボディカラーに加え、トップルーフはパノラマガラスルーフもしくはブラックルーフ、ルーフラインはシルバーアクセントに仕上げるなど、3トーンカラーというのも中々にユニーク。

ボディサイズはトヨタ新型クラウンセダンを意識?

そして気になるボディサイズですが、中国カーメディアCar News Chinaによると、全長4,990mm×全幅1,880mm×全高1,455mm、ホイールベース2,920mm、車体重量が1,665kgとのことで、サイズ感としては同じく広州モーターショーにてサプライズ発表されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウンセダン(Toyota New Crown Sedan)に近い印象を受けますね。
※新型クラウンセダン・コンセプトのボディサイズは、全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,470mm

タイヤホイールは19インチで、ホイールデザインも前衛的

こちらは足元の19インチマルチスポークアルミホイールですが、スポークデザインが何とも複雑で前衛的。

ホイール締結は5穴式でナット締結だと思いますが、意外にもタイヤ銘柄はミシュラン製プライマシーと中々に上質(タイヤサイズは225/40R 19インチのようにも見える)。

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