(2024年)マツダ新型CX-90のスペックが明らかに!何と「マツダ史上最強」となる340馬力を発揮する3.3リッター直6ターボエンジンを搭載するようだ

ようやく新型CX-90の具体的なスペックが明らかになってきた

マツダのフラッグシップ&3列シートSUVモデルで、新世代CXシリーズ&ラージ商品群の最上位クラスともいわれる新型CX-90。

マツダはこれまで、新型CX-90に関する様々なティーザー画像を公開し、更には直列6気筒ターボエンジンを搭載することも明らかにしましたが、今回は遂に、その直列6気筒ターボエンジンの一部スペックが明らかになりました。

MAZDA USA公式Twitterが公開しているティーザー情報から考えるに、「マツダ史上最もパワフルなエンジン」となることは間違いなく、今後直列6気筒ターボエンジンがCX-80やCX-70にも展開していくものと予想されますし、ハイブリッド(HEV)モデルやプラグインハイブリッド(PHEV)モデル、ピュアEVモデルが主流となるなかで、敢えて内燃機関の直6エンジンに拘るというのも「やっぱマツダ凄いな…」と思わせる部分でもあります。


直列6気筒ターボエンジン搭載で、最高出力340馬力を発揮する模様

こちらが今回、マツダUSAが公式Twitterにて公開した新型CX-90のティーザー画像。

ヘッドライト意匠は新型CX-60と概ね同じながらも(サイドマーカーらしきものも確認できる)、フロント・リヤフェンダーは大きく張り出し、ルーフレールも確認できますね。

そしてパワートレインについても、排気量3.3L 直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力340hp/最大トルク500Nmを発揮することが明らかとなりました。

またこのほかにも、新型CX-90ではプラグインハイブリッド(PHEV)モデルや、純粋な内燃機関を搭載するグレードも展開されるとのことで、もしかするとCX-60のような直6ディーゼルターボエンジンもラインナップされるのではないかと推測。

現時点では、マツダUSAが明らかにしたパワートレイン以外は不明で、直列6気筒ターボモデルに関しても、ノンハイブリッドでのラインナップに限定されるのか、それともマイルドハイブリッドや他のハイブリッド技術が提供されるのかはわからないものの、マツダ特有の充実したラインナップとなる可能性は十分に考えられそう。

弟分の新型CX-60と比較しても、そのスペック差は明らか

参考までに、2023年1月時点で最もパワフルなエンジンを搭載する新型CX-60でも、以下のスペックを提供しますが、トルクを除いて最もハイスペックな直6ディーゼルターボエンジンと比べると、改めてCX-90の直6エンジンのインパクトは大きいところだ思います。

◇25S・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン
・最高出力:188ps
・最大トルク:250Nm

◇XD・・・排気量3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジン
・最高出力:231ps
・最大トルク:500Nm

◇XD-HYBRID・・・排気量3.3L 直列6気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
・エンジン出力:254ps
・エンジントルク:550Nm
・モーター出力:16.3ps
・モータートルク:153Nm

◇PHEV・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+プラグインハイブリッド
・最高出力:188ps
・最大トルク:250Nm
・モーター出力:175ps
・モータートルク:270ps

2ページ目:新型CX-90には、NDロードスターに搭載される”あの技術”も採用される?