少し燃費は改善してきた?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタに5回目給油!満タン法で800kmを突破し、航続可能距離が「残り0km」でも40km以上走行可能
改めて新型シエンタのポテンシャルの高さには驚かされる
2022年10月に納車されて3か月以上が経過しているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。
今回は、納車後5回目の給油・燃費記録をチェックしていきたいと思います。
前回4回目から約3週間経過しての給油となりましたが、冬場もメインで活躍しているクルマながらも、満タン法で700km以上走ることができることを考えると中々に優秀。
冬場は基本的に15インチスタッドレスタイヤ(ブリヂストン製VRX2)アルミホイールを装着しますが、今回も冬仕様での燃費性能はどれぐらいなのかをチェックしていきたいと思います。
航続可能距離が残り何kmで給油警告ランプが点灯する?
それではまず、航続可能距離が残り何kmで給油警告ランプが点灯するのかチェックしていきましょう。
上の画像の赤四角にある通り、航続可能距離が25kmになった時点で、黄色丸の通り給油警告ランプが点灯しています。
ちなみに、前回の4回目給油を迎える前は、航続可能距離26kmで給油警告ランプが点灯していたため、精度としては1km差なので微小な誤差レベルと判断。
あとは個人的な不満ポイントとして、給油警告ランプは「警告レベル」の重要なアイコンでありながら、ODO/Trip切り替え用のスティックによって隠れてしまうため非常に見づらいんですね。
この点は給油警告灯の位置を見やすいように変更するか、ODO/Tripスティックをスイッチ式に切り替えるなどの変更を行った方が良いのでは?と思ったりもします。
燃料残量が何Lで給油警告ランプが点灯する?理論上だと給油ランプが点灯しても残り何km走れる計算になる?
参考までに、新型シエンタHEVの取扱説明書(オーナーズマニュアル)をチェックしてみると、給油警告ランプが点灯してからの燃料タンク残量は「5.2L」以下と表記されています。
先ほどのインストルメントクラスターに表示されている平均燃費から換算すると、給油警告ランプが点灯しても「5.2L × 22.7km/L = 118.0km」は走行可能ということになるため、仮に航続可能距離が0kmになっても、理論上としては「118km ー 25km = 83km」走れるということになります。
ただし、これはあくまでも理論値であり、最低でも22.7km/Lの燃費を維持した状態で走り続けた場合になりますから、燃費が悪化しやすい冬場、特にエアコンやシートヒーター、ステアリングヒーターのフル活用、そして乗員数が増加すると燃費悪化の要因になるため、やはり余裕をもって給油した方が良いと思います。
航続可能距離が0kmになるまで走らせて行こう
っとは言いながらも、もしものことも備えて「シエンタは航続可能距離が0kmになってもどれだけ走らせることができるの?」ということで、ここからは航続可能距離が0kmになるまで走らせて行きます。
上の赤四角にある通り、航続可能距離が0kmになると「給油してください」に切り替わるので、本来であればここから近くのガソリンスタンドに向かった方が良いのですが、ここからもう少し距離を伸ばしていきましょう。
航続可能距離が0kmになった時点で、満タン法による走行で782.3kmまで走らせることができました。
ここから、更にどれだけ走らせることができるのか検証していきましょう。