日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(T33)やキックス、フェアレディZ(RZ34)などの受注停止が相次ぐなか、新型セレナ(C28)やノートオーラの納期は短縮傾向に?

日産の全車種が長納期というわけではない?

新型セレナ(C28)はガソリンモデルの納期がかなり早まっている模様

日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)やフェアレディZ(RZ34)の長納期が相次ぐ一方で、2022年11月28日に発表されたフルモデルチェンジ版・新型セレナ(New Serena, C28)ですが、こちらは想像以上の速さで納車が進んでいるとのこと。

とはいっても、先行にて発売された排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデル[2WD]に限った話で、2023年1月中旬に購入・契約しても同年3月には納車可能とのこと。

一方で本命ともいえる排気量1.4L 直列3気筒自然吸気エンジン+シリーズハイブリッドe-POWERは、発売時期が2023年春頃となり、納期は早くとも同年夏頃を予定しているとのことです。

もちろん、ガソリンモデルの受注も多いのは確かなのですが、日産ディーラー曰くエクストレイルやフェアレディZ、アリアといった長納期モデルに比べてメーカーからの回答(レスポンス)が非常に早く、メーカーとしても「作れる内に沢山作っておく」というスタンスなのかもしれないですし、競合ミドルサイズミニバンとしては最も後発になるため、その遅れを早い段階で取り戻そうという考えなのかもしれません(あくまでも推測ですが…)。

あとはシリーズハイブリッドのe-POWERモデルの納期も、ガソリンモデル同様に早まるのかどうか?という点ですが、こればかりは現時点では不明。

具体的な納期も2023年春頃には徐々に明らかになってくるとは思いますが、既にバックオーダーも多く、私がお世話になっている日産ディーラーでは7割がe-POWERを選択しているとのことで、発売直後から「2024年の納期予定」ということも考えられるかもしれませんね。


ノートオーラも一部グレードを除いて2か月~3か月ほどの納期に?

最後は3ナンバープレミアムコンパクトのノートオーラ(New Note Aura)。

こちらは日産の主要ラインナップモデルの一つで、一時期「納期半年」とも云われていましたが、2023年1月中旬時点での納期としては「一部グレードに限り、最短でも2か月~3か月」とのこと。

この一部グレードというのは、本革シートを採用しないGグレードとのことで、本革を採用しているG leather editionや、ハイパフォーマンスモデルのNISMOになると、半年近くまで延びるそうです。

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