フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されて7か月が経過!ロングボディはちょっと厄介だが、別所有のトヨタ新型ヴォクシーに比べると広々としていて快適だ

(続き)ホンダ新型ステップワゴンの納車後7か月インプレッション

快適に感じるロングボディも、狭い道や積雪時だと厄介

続いては、ホンダ新型ステップワゴンのロングボディについて。

私が所有する個体は、エアロボディタイプのSPADA PREMIUM LINEになるため、全長は4,830mmと結構なロングサイズ。

一方で私が別に所有するトヨタ新型ヴォクシーですが、こちらは全長4,695mmとなるため135mmの差があります。

全長が長くなる分、室内長も長くなるため後席の快適性はもちろんのこと、3列目シートを床下収納した際のトランクスペースも多く確保されているため、使い勝手としては十分満足。

ただその一方で、ロングボディだからこそバック駐車する際や狭い道を通過する際には、細心の注意を払う必要があり、特に狭い道で油断するとタイヤもしくはホイールを擦る恐れもあるので要注意。

私も実際に縁石にタイヤサイドウォールをヒットさせてしまいましたが、幸いにしてホイールにガリキズは無く、サイドウォールも浅めの接触だったため、特にこれといった目立つのような傷は残りませんでした。

新型ステップワゴンには、リヤフェンダー付近にクリアランスソナーが無い

そしてこれも、両車を所有してみて個人的に気になったポイントなのですが、新型ステップワゴンのクリアランスソナーセンサーはリヤロアバンパーのみなのに対し、新型ヴォクシーの場合はリヤロアバンパーだけでなく、リヤフェンダー付近にも設けられているため、特に狭い道でのクランクや、狭い道もしくは積雪時のバック駐車のときだと、リヤフェンダー付近のクリアランスソナーも重宝されます。

もし新型ステップワゴンにもリヤフェンダー付近にソナーが設けられたら、より狭い道での使い勝手は向上するかもしれませんね(前回のサイドウォール接触でしみじみ感じたことでもある)。


新型ステップワゴンのナビゲーションディスプレイの使い勝手は?

最後はナビゲーションディスプレイの使い勝手について。

新型ステップワゴンでは、珍しく口酸っぱくしてまで指摘するような問題点は無かったと記憶していて、特に目的地設定の際の「他のルート」では、「スマート(推奨&高速優先)」「最速(高速優先)」「最速無料(一般道優先)」「らくらく」「省燃費」といった5項目から選択が可能なため、パッと見だと少し分かりづらいものの、選択肢としては十分だと考えています。

高速道路でのインターチェンジ(IC)/パーキングエリア(PA)/サービスエリア(SA)の各到着予想時刻も表示されていますし、ICを省いてSA/PAのみを表示するような設定もあるため、ロングドライブ時にかなり重宝しています。

但しその一方で、これは新型ステップワゴンだけに限らず、ヴェゼルや新型シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)でも同じことが言えるのですが、実際に走行している場所と自車位置が大幅にズレるといったGPSロストも起きるため、この辺りの精度向上に今後期待したいところ。

とはいえ、トヨタやテスラのようにOTAアップデートがあるわけではないため、今後市販化されるディラーオプションナビで改善してほしい所だと思います。

ちなみに私のステップワゴンに装着しているディーラーオプションナビは11.4インチになりますが、画像の通り垂直に立てられているため、少し見づらい上にタッチ操作もし辛いのが正直なところ。

画面が大きい分、ダッシュボード側に斜めにすると光が反射して見づらくなるため、そういった見やすさを考慮して垂直に設けたのだと推測していますが、両方共に意図した結果につながっていないのが残念なところです。

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