カッコイイじゃないですか!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスHEVが納車されました!漂う近未来感とスポーティスタイル…納車時に注意してほしいポイントも!
(続き)私に納車されたトヨタ新型プリウスのインテリアを見ていこう
続いて、トヨタ新型プリウスの内装を見ていきましょう。
内装は無償メーカーオプションとなる合成皮革のマチュアレッド×ブラックのデュアルトーンカラーで、キャビンのアンビエントライトもマチュアレッドに合わせてレッドに統一されています。
内ドア部分には運転席のシートポジションメモリーを装備。
プリウスクラスで電動パワーシートとセットになるのは嬉しいポイントです。
給油蓋はドアアンロック時との連動ではなく、車内からの物理スイッチ式
ETC2.0車載器の直下には、電動テールゲートやAC100V電源スイッチ、そしてフューエルリッド(給油蓋)の解錠スイッチがあるため、押し間違えには注意です。
アクセルペダルはオルガン風
足もとのアクセルペダルは、吊り下げ式がベースながらもオルガン風ペダルに変更されています。
ブレーキを踏む際にはヒール・アンド・トゥみたいになるため注意してください。
メーターの視認性はどうだ?
メーターデザインは7インチの液晶タイプですが、ピュアEVクロスオーバーのbZ4Xと同じレイアウト。
しかも異径ステアリングありきの配置になっているからなのか、ステアリングで少し隠れてかなり見づらいものの、しっかりとシートポジションとステアリングポジションを細かく調整すれば、上のように何とかメーター全体は確認できるようです。
今後も普段使いしていきながら、メーターの視認性を細かく評価できればと思います。
フットブレーキランプと液晶メーターが連動
あと少し分かりづらいですが、オレンジの矢印に有る通り、新型シエンタなどと同じく、フットブレーキを踏むとブレーキランプが連動してメーター上にて点灯する仕組みになっているのもグッド。
こちらはZグレードのみ標準装備の12.3インチワイドディスプレイオーディオ。
メーカーオプションにてディスプレイオーディオPLUSにアップデートしていますが、既に新型シエンタやヴォクシー(New Voxy)などでも不満を挙げていた目的地設定の際の「他のルート」は改善されているのか…?
目的地設定の「他ルート」はアップデートされている
おっ!しっかりと「推奨」「距離優先」「一般優先」「省エネ」「時間優先」の5パターンが設定されていますね。
そしてこちらはデジタルインナーミラー&ドライブレコーダー(前後方録画機能付き)。
カメラの画質はそこまで悪くない印象ですが、夜間時や雨天時といった条件でも視認性はどうなのかもインプレッションしていきたいところです。
こちらはセンターシフト周り。
新型クラウンクロスオーバーやレクサス新型NX/RXに似たエレクトロマチックシフトを採用しつつ、周りの物理スイッチはプラスチックタイプでシンプル且つ見やすいのがポイント。
電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドも標準装備されているので、信号待ちや高速道路で渋滞時には重宝します。
メーカーオプションのパノラマルーフは意外と使い勝手が良さそうだ
こちらもメーカーオプションとなるパノラマルーフ(手動サンシェード)。
天井全体がガラスではなく、間にピラーを設けることで後席エリアとサンシェードを分けているんですね。
ちなみにこちらが後席用のパノラマルーフでサンシェードが閉じた状態。
こちらはサンシェードがオープンした状態。
ガラスルーフはチルト&スライドしないものの、運転席だけシェードをオープンにしたいときや、後席だけをオープンにしたいなど、独自調整できるのはありがたいですね。
トランクルームも見ていこう
トランクも電動オープン/クローズ式なので、何か荷物を持つときには重宝しそうですね。
ちなみにメーカーオプションのスペアタイヤセットを設定しているため、ラゲッジフロアは少し高い位置にあり、応急用の工具などもセットされています。
こちらがスペアタイヤセット。
こちらはディーラーオプションのトノカバー。
レクサス新型NX同様に折り畳み式になっているんですね。
トノカバーを設けると、ルームミラーからの後方視界が悪くなるため、そういった意味ではデジタルインナーミラーを設定して良かったところです。
後席ではちょっと気になるポイントも
そしてこちらは後席スペース。
足もとにはAC100Vのアクセサリーコンセントが設けられていますが、USB Type-Cのチャージャーが設けられていないのは残念。
納車前に注意もしくは必ずチェックしていおきたいポイント!
そしてこちらは納車前にチェックしてほしいポイントで、デジタルインナーミラー+ドライブレコーダーのメーカーオプションを設定しているモデルに関しては、製品出荷時にドライブレコーダーがOFFになっています。
そのため、納車時の際にディスプレイオーディオの車両設定から、「ドライブレコーダー」をタッチして…
ドライブレコーダー項目の「カスタマイズ」をタッチします。
すると、こんな感じで「ドライブレコーダー」と「音声録音」がOFFになっていますから、ドライブレコーダーはONにしておくことをおススメします。
ONにするとこんな感じ。
これでドライブレコーダーで前後録画しています。
プロアクティブドライビングアシストは製品出荷時OFF
あとは、上の赤四角にある通り、Toyota Safety Senseのドライビングサポート「プロアクティブ・ドライビング・アシスト[PDA]」も製品出荷時はOFFになっているので、これを活用したい方は「ON」に切り替えていただくことをおススメします。
スマートキーは一個のみ納品
そしてスマートキーはやはり1個のみ、もう片方は後日納品予定となっています。
以上が新型プリウスHEVの内外装インプレッションになりますが、まずは見た目が大きく変化したことと、内装のグレードが先代に比べて大幅に進化したことは高く評価したいところですし、今後はロングドライブでも活用する一台ですから、リアルな燃費情報も含めて細かくインプレッションしていきたいところ。
最後に、新型プリウスHEVを早いタイミングで納車していただいた関係者の方々には心より感謝です。