オーナー要チェック!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーが盗難対象に?タイヤハウスカバーが外され、CANインベーダーによる盗難未遂の恐れも

リレーアタック以上に厄介なCANインベーダーは、スマートキーの電波が無くとも盗難可能

そして今回の話題となったCANインベーダーですが、こちらはスマートキーの微弱な電波を活用しなくとも盗むことができてしまう厄介な手口で、こればかりは安価に対策することが難しいところ。

ちなみにCANインベーダーのCANとは、”Controller Area Network”のイニシャルからとったもので、車両内部にある電子回路や電気系の装置を接続するための通信規格の一つ。

このCANインベーダーは、伝送路に侵入することでドアロックなどを解除し、エンジンを始動させる盗難手口となるわけですが、上述にもある通り、リレーアタックとの大きな違いは「車両とスマートキーとの距離や位置関係、電波発信の有無は関係ない」ということ。

つまり、スマートキーが無くとも車の周りに人が作業できるスペースがあれば盗難の確率が一気に高まるということになりますが、反対に作業できるスペースを無くせば盗難の確率を下げることができるということも。

これはあくまでも一例に過ぎませんが、先述の左フロントのタイヤハウスカバーに手が入ることの無いよう、助手席側に壁があるところに駐車し、壁と車両とのクリアランスを極力なくすように駐車するのも一つ。


シャッター付ガレージが理想だが、カーセキュリティアラームにも注目したい

もう一つは盗難対策用のカーセキュリティーアラームを搭載することですが、最近では様々な社外セキュリティー(パンテーラやゴルゴなど)が充実しているため、選ぶのも大変ですし、何よりも納期やセキュリティー取付けスケジュールが長引いているため、早めの予約が必要になっています(特に新車・新型車の納期が遅れているため、スケジュール調整も難しくなっている)。

盗難被害の多いトヨタ・ランドクルーザーやレクサスLXだと、パンテーラといったカーセキュリティ商品がおススメですが(私もLX600にパンテーラのカーセキュリティを搭載している)、費用も約50万円と高額ですし、作業スケジュールもかなり埋まってきているとのことで(車両やセキュリティー商品によっては作業期間が2日~3日ほどかかるものも)、2023年2月下旬時点で3か月以上予約が埋まっているとのこと。

本来であればシャッター付ガレージが一番安心できるところですが、そういった最も費用がかかりやすいものではなく、できるだけ車体のセキュリティを強化したい方にはおススメ。

ステアリングロックやタイヤロックといった身近なセキュリティグッズだと、窃盗集団は手段を選ばず、グラインダーなどを使って対策グッズを切断・破壊する例もありますから、盗難被害の遭いやすいクルマほど、駐車する場所や対策品にもアンテナを張っていた方が良いかもしれません。

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