【悲報】トヨタC-HRが2023年夏で国内販売終了へ。(2代目)フルモデルチェンジ版・新型C-HRは海外専売車となり、CセグメントSUVの国内販売はカローラクロスのみに

2016年に発売されて約7年…一度もフルモデルチェンジすることなく国内販売終了へ

トヨタのCセグメントSUVモデルとしてラインナップされ、プリウス(Toyota Prius)と同じTNGA-Cプラットフォームを採用したC-HR。

2016年に国内市場向けとして販売され、マイナーチェンジや一部改良を繰り返してきたものの、一度もフルモデルチェンジすることなく国内販売を終了することが明らかとなりました。

国内経済誌・中部経済新聞の報道によると、日本市場向けとして販売されている現行C-HRは、2023年夏頃で国内生産・販売共に終了することが決定したとのこと。

既にハイブリッドモデルに関しては受注を停止しており、残るはガソリンモデルのみの販売となっていますが、こちらもトヨタディーラーでは既にカウントダウン販売を開始しているとのことで、各販売店の振り分け台数に到達した時点で、ガソリンモデルの受注受付けも終了することとなります。


2代目は海外専売モデルとなり、新世代ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類を展開

残念ながら、日本国内でのフルモデルチェンジ版・新型C-HRの発表・発売の可能性はほぼ無くなったわけですが、そうなると2022年12月に発表された新型C-HRプロローグはどうなるのか?が気になるところ。

このモデルに関しては、海外専売モデルとしてラインナップ予定で、欧州市場を中心に販売することが濃厚だと思われますが、前回のブログでもお伝えの通り、パワートレインのラインナップとしては新世代ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類、つまりは新型プリウスと同じラインナップとなる可能性が高そう。

参考までに現行(初代)C-HRは、排気量1.2L 8NR-FTS型直列4気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルと、排気量1.8L 2ZR-FXE型直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルの2種類をラインナップ。

そして今回の新型(2代目)では、新型プリウスと同じ排気量2.0L M20A-FKS型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+新世代THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)を採用するハイブリッド(HEV)モデルと、同エンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類がラインナップ予定と云われています。

新型カローラスポーツと同じ2.0リッターエンジンのガソリンモデルをラインナップとの噂も?

一部報道によれば、一部改良版・新型カローラスポーツ(New Corolla Sport)と同じで、1.2リッターターボの需要低迷による置き換えとしてM20A-FKS型エンジンのみを搭載したガソリンモデルがラインナップされる?との噂があるものの、欧州市場でも展開されるのか、それとも別の市場向けへと拡大した際にラインナップされるのかは不明(アメリカ市場では販売されないことも判明している)。

ちなみにM20A-FKS型エンジンを搭載するガソリンモデルは、RAV4/ハリアー(New Harrier)/カローラスポーツの3車種となりますが、2023年秋頃に一部改良予定となっている新型カローラクロス(New Corolla Cross)のガソリンモデルにも、同エンジンが搭載予定といわれています。

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