【朗報?】フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)やキックスが受注再開予定との噂。一方でエルグランドとキャラバンが2023年3月末で受注一旦停止へ

受注停止後もバックオーダーという形で仮予約が多数入っている模様

2022年7月末に発表・発売されるも、僅か3か月ほどで受注一旦停止となってしまった日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。

既に納期としては1年以上と云われていて、前回のブログでもお伝えの通り、部品・半導体の供給不足、海外市場向けの生産を優先?するなどで当初の計画から半年以上納期遅れとなっている例もあるそうです。

前回のブログでもお伝えしましたが、2023年3月中旬時点で日産が受注停止中/受注を受け付けているモデルは以下の通り。

【受注一旦停止中のモデル一覧(2023年3月中旬現在)】

◇アリア

◇エクストレイルe-POWER

◇キックスe-POWER

◇ルークス(2023年4月にマイナーチェンジ版が発表予定)

◇GT-R R35(2024年モデルは多くの販売店が抽選形式)

◇フェアレディZ(RZ34)


【新規受注を受け付けているモデル一覧(2023年3月中旬現在)】

◇リーフ

◇サクラ

◇セレナ(e-POWERは2023年春頃より発売予定)

◇デイズ

◇エルグランド(2023年4月に値上げ予定)

◇V37スカイライン

◇ノートe-POWER

◇ノートオーラe-POWER

少し話は逸れてしまいますが、日産のラージサイズミニバンとしてラインナップされている現行エルグランド(Elgrand)と商用バンのキャラバンに関しては、2023年3月末で受注を一旦停止し、同年4月に車両本体価格の値上げとメーカーオプションの価格帯が見直しになります。

つまり、新型サクラ(New SAKRA)やリーフ(Leaf)、ノート(New Note)e-POWER/ノートオーラ(New Note Aura)同様に材料費&物流コスト高騰の影響を受け、マイナーチェンジや一部改良なども一切無く「値上げだけ」行われる予定です。


いよいよ新型エクストレイルe-POWER(T33)の受注が再開されるとの噂?

日産の主要ラインナップの多くが受注一旦停止となり、日産も「売る車が無い」状況が続いていますが、ここで一つ朗報なのが新型エクストレイルe-POWER(T33)の受注を再開するかもしれないという噂。

これはあくまでも噂なので、正式に決まったわけではないものの、私がお世話になっている日産ディーラーの情報によると、販売本部と打ち合わせで2023年夏頃に受注を一時的に再開する可能性があるとのこと。

2022年7月末に発売されてから1年が経過したタイミングでの受注再開を予定しているのだと思われますが、その頃には一部改良もしくは「改良せずに値上げ」だけして販売を再開するということも考えられるそうです。

特に後者に関しては、先程のサクラ/リーフ/ノートe-POWER/ノートオーラ、そして今後値上げ確実といわれているエルグランド/キャラバンの流れがあることを考えると、値上げ後に購入・契約することは避けられないかもしれません。

受注再開してもすぐに受注停止になる恐れも…?

もう一つ懸念されるのは納期。

このモデル、2023年3月中旬時点では受注を一時的に中止しているものの、次回の受注再開に向けて仮予約(バックオーダー)という形で受け付けているディーラーもあるそうですが、その数も販売店によっては10台以上という話もあるため、最も恐れているのは受注再開後に「大量の受注が入ってしまい、またすぐに受注一旦停止になってしまうのでは?」ということ。

そうなると、また納期が1年以上となってしまう恐れがあり、「次回の受注再開は2024年夏頃」、また受注再開するも大量のバックオーダーを抱えて再び受注停止…ということを繰り返さないかが心配です。

2ページ目:新型キックスも受注再開との噂?フェアレディZ(RZ34)はどうなる?