【価格は日本円で約292万円から】一部改良版・トヨタ新型フロントランダーが発売!更に日本仕様の2024年モデル・新型カローラクロスの詳細も明らかに?

中国市場向け新型カローラクロスHEVの価格帯がようやく判明!日本市場向けのヒントにも?

2022年12月に中国・広州モーターショーにて公開された中国トヨタの新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)。

厳密には、広州汽車集団とトヨタの合弁企業である広汽トヨタより発表された、一部改良版・新型フロントランダー(GAC Toyota New Front Lander HEV、中国表記:锋兰达混动版)ですが、ようやくこのモデルのグレード別価格帯が判明しました。

おそらく2023年秋頃に日本市場でも発表・発売されるであおう、一部改良版・新型カローラクロスのヒントになる部分もありますので、こちらも含めてチェックしていきたいと思います。


新型フロントランダーは、ガソリンモデルと同様のエクステリアでデザイン変化無し

まずは一部改良版・新型フロントランダーの変更・改良ポイントを見ていきましょう。

エクステリアデザインは、ガソリンモデルのフロントランダーから引き継がれ、大口タイプのキーンルックグリルや金属調塗装仕上げとなるグリルフレーム、そしてフロントエンドのエンブレムは”C”マークエンブレムではなく、トヨタのCIマークエンブレムを貼付。

ヘッドライト意匠も、日本市場向け同様にLEDデイタイムランニングライトと四灯式LEDポジションランプ&シーケンシャルウィンカー、単眼タイプのBi-Beam LEDヘッドライトを搭載します。

サイドからリヤクォータービューにかけてもガソリンモデルと同様ですが、足もとの18インチアルミホイールは、日本市場向けとは異なり特殊なマルチスポークタイプの切削光輝仕上げを装着。

テールランプも水平基調を維持しつつ、リヤウィンカーは非LEDを搭載しますが、後続ドライバーの視界の妨げにならないための配慮、コストを抑えるために敢えて採用していないのかもしれません。

インテリアのレイアウト変更は無いものの、マルチメディア系をアップデート!

そしてこちらはインテリア。

ガラス越しではあるものの、中国市場向けは12.3インチのフル液晶メーターを採用するとのこと。

おそらく日本市場向けの一部改良版でも、上位グレードとなるZでは12.3インチのフル液晶メーターが標準装備、もしくはメーカーオプションにて設定可能となり(他グレードは7インチ+LCDのハイブリッド?)、ディスプレイオーディオも新型カローラシリーズ共通の10.3インチの新世代マルチメディアシステムへとアップデートされることが予想されます。

ハイブリッドシステムは遂に新世代(第五世代)Toyota Hybrid Systemへ

続いてパワートレインですが、新型フロントランダーでは排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+新世代(第五世代THS)ハイブリッドシステムが採用されることにより、従来のハイブリッドシステムに比べて13.3kgの軽量化を実現しているとのこと。

小型化された高速モーターを使用することで損失を減らすことで、システム総出力も12%アップした196psを発揮し、PCU電子制御ユニットは、2%の小型化と17%の軽量化を実現しているため、結果的に約10%のロスを削減。

また、新開発のリチウムバッテリーシステムを採用することで、従来比34%の小型化と44%の軽量化を実現しながら、出力容量は8%アップ。0-60km/hの加速能力は14%向上するとしているのもポイントです。

2ページ目:新型フロントランダーのグレード別価格帯は?日本仕様の(2024年)新型カローラクロスは何が改良される?