【朗報】フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)やキックスの納期が短縮されている模様。一方で新型セレナe-POWER(C28)は2024年1月以降に?!

色々と疑問に思う部分はあるが、納期短縮されていることは有難い

2023年4月10日に、価格改訂という名の値上げが行われた日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)やキックスe-POWER(New Kicks e-POWER)、エルグランド(Elgrand)、キャラバン(Caravan)、ADの計5車種。

そのなかでもエクストレイル(T33)に関しては、最大31.1万円の値上げとなり、値上げ前の先行予約段階で2023年末~2024年3月頃までの長納期と云われていましたが、どうやら価格改訂前のエクストレイル/キックスの納期が短縮されているようです。

具体的にどれぐらい短縮されているのか、そして新型セレナ(New SERENA, C28)の最新納期情報はどうなっているのかもチェックしていきましょう。


新型エクストレイル(T33)/キックスともに最大3か月短縮されている模様

私がいつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、2023年4月10日の値上げ改訂に関するプレスリリースがあってから、急にエクストレイル(T33)とキックスの納期が短縮されたそうで、特に上位グレードとなるエクストレイルe-POWER Gのモノトーンカラーや、キックスe-POWER Xツートンインテリアエディションのモノトーンカラーは、最大で3か月の短縮となっているようです。

なぜ「プレスリリース後にいきなり最大3か月の納期短縮となったのか?」は不明ですが、何か理由があって納期を遅らせていたのかもしれないですし(海外優先?)、別の理由で主要モデルのエクストレイルやキックスを受注一旦停止にしていたのかはわからないものの、それでも「ちょっとタイミングが良すぎないかい?」と疑問に思うのが正直なところ。

2トーンカラーは特に納期短縮になっていない模様

ただその一方で、中間グレードX以下に関しては1~2か月ほどの納期短縮とのことですが、2トーンカラーの個体に関しては、ほとんど納期は短縮されておらず、引き続き2023年12月~2024年の年明けになっているそうです。

これまで音沙汰無しで納期遅延を繰り返していたエクストレイル/キックスですが、確かに3か月の納期短縮は非常にありがたいと思う一方、ユーザーからは「いきなり3か月の短縮だと、今持っているクルマの処理が間に合わない」「頭金の準備ができていない」などのクレームも入っているそうで、この点は日産に限らず他の自動車メーカーも同様だと思います。

雪国エリアだと、冬場から夏~秋頃への短縮は朗報

幸い、今回の納期短縮が冬場から夏頃~秋頃へと短縮されるため、スタッドレスタイヤを履かせての納車ではなくなること、もしくは納車にあわせてスタッドレスタイヤホイールを準備するなどの大きな出費がかさばらないなどのメリットはあるものの、こればかりはその人の車の買い方や事情が大きく異なりますから、それに合わせて納期調整しなければならない日産ディーラーもとても大変だと思います(いつも納期や点検、商談の日程調整をしていただいているスタッフさん方々には感謝です)。

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