三菱の新型アウトランダーPHEVにリコール&改善対策3連発!ブレーキキャリパを固定するボルトの締付けトルクが不足している?更にメルセデスベンツ新型Gクラスも1万台超えの大量リコール

ナビゲーションディスプレイのカメラ映像が途切れる恐れアリ

三菱のの主要モデルでお馴染みとなる新型アウトランダーPHEV(Mitsubishi New Outlander PHEV)の1車種・16,303台に大量リコール。

不具合内容としては、ナビゲーションシステムにおいて、起動中の負荷が大きくなると画面処理が適切に行われないため、システム起動直後に車両を後退させると、一時的にカメラ映像が途切れる場合があるとのこと。

その場合、直前直左が視認できず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に5件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[アウトランダーPHEV]
・5LA-GN0W/GN0W-0100101~GN0W-0205275/令和3年12月10日~令和4年9月29日/16,303台

改善措置としては、全車両、カメラ映像が途切れないよう、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替えるリコール作業を実施するとのことです。


アクセルペダルの踏み込み量が多いと、加速力変化が大きくなることがある

続いても、三菱の新型アウトランダーPHEVの1車種・計16,303台に大量の改善対策(リコールよりも優先度は低め)。

不具合内容としては、踏み間違い衝突防止アシストにおいて、低速加速抑制機能が終了すると、即座に制御が解除されるプログラムとなっているため、低速加速抑制機能の作動が終了したタイミングで、アクセルペダルの踏み込み量が多いと加速力変化が大きくなることがあるとのこと。

そのため、運転者の操作感覚との差から危険を感じることがあるとして改善対策を届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に176件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【改善措置対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[アウトランダーPHEV]
・5LA-GN0W/GN0W-0100101~GN0W-0205275/令和3年12月10日~令和4年9月29日/16,303台

改善措置としては、全車両、加速変化が緩やかになるようADAS ECUの制御プログラムを対策仕様に書き替えるとのことです。

2ページ目:3つ目のアウトランダーPHEVの不具合はブレーキキャリパーの締付けトルク不足?メルセデスベンツ新型Gクラスにも1万台超えの大量リコール!