(2024年)一部改良版・レクサス新型LC500/LC500hが北米にて一足早く発売!待望のヒートブルーも登場…2023年5月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧もチェックしていこう
相変らず日本仕様は置いてけぼりだな…
2023年6月に日本市場向けにも発表・発売予定となっている、レクサスの一部改良版・新型LC500/LC500h/LC500コンバーチブル。
既に日本市場向けのグレード別価格帯については、当ブログでも早い段階でお伝えしましたが、今回は北米市場向けのグレード別価格帯や内外装デザインが一足早く公開されたので、早速こちらの中身をチェックしていきたいと思います。
商品力を高めた2024年モデルの新型LCですが、一方で「それ廃止にしちゃったのか…」と感じる部分も。
あとは、レクサスの既存ラインナップモデルの2023年5月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧もチェックしていきましょう。
2024年モデルの新型LCは変更・改良?ポイントが地味に多い
こちらが今回公開された、2024年モデルとなる新型LCのエクステリアデザイン。
エクステリアの変更ポイントは少ないものの、新色となるボディカラーが追加されるのは注目ポイント。
日本市場向けでは、新型RXやRZ450eに採用されたソニックカッパーが追加され、更にF SPORT専用カラーのヒートブルーコントラストレイヤリングも追加されますが、北米市場向けもヒートブルーコントラストレイヤリング(北米名:ウルトラソニックブルーマイカ2.0)とソニックカッパー(北米名:カッパークレスト)の2色が設定されました。
ちなみにこちらが、ヒートブルーコントラストレイヤリング(北米名:ウルトラソニックブルーマイカ2.0)の新型LC。
これまでは、ディープブルーマイカや特別仕様車ストラクチュラルブルーがラインナップされてきましたが、レクサスF SPORT専用ヒートブルーコントラストレイヤリングは設定されてこなかったため、ある意味特別なカラーになるかもしれません。
そしてこちらも新色のソニックカッパー(北米名:カッパークレスト)。
こうして見ると、スポーツクーペのソニックカッパーも上品で特別感がありますね。
インテリアは色々と賛否あれど大胆に変更してきたな…
そして今回の一部改良で一番の大きな変化が、インテリアのナビゲーションディスプレイ(さりげなく新色のダークローズが追加されているのもグッド)。
日本市場向け同様に、10.3インチから12.3インチの新世代コネクティッドナビ搭載型のディスプレイオーディオに変更される一方、レクサスのアイコンでもあったアナログクロックが廃止となり、タッチパッド式のリモートタッチシステムも廃止され、タッチディスプレイのみの対応となったのは非常に残念。
そして助手席側のグローブボックス上部に設けられていたイルミネーション関係は廃止となり、シンプルなオーナメントパネルのみにダウングレードしてしまったのも残念ですね。
あとは新世代コネクティッドナビと云いつつも、(あくまでもトヨタ/レクサスオーナー目線ではありますが…)他モデルとのバージョンに一貫性が無かったり、使い勝手という面では旧世代ナビの方が圧倒的に使いやすいといった問題もあるため、この点は定期的にOTAアップデートで改善してほしいところです。
この他にも、パノラミックビューモニター[PVM]や、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス設定なども標準装備となっています。
メーターデザインは特に大きな変更も無く、リングタイプの液晶メーターを採用しています。
フルカラータイプのヘッドアップディスプレイも搭載され、ドライバーの運転中の負荷をできるだけ軽減する仕様となっています。
そしてこちらは、日本市場向けでもラインナップ予定となっている新意匠の21インチ鍛造アルミホイール(グロスブラック+メタリックアクセント付き)。
続いてグレード構成ですが、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジン(最高出力471hp/最大トルク540Nm)を搭載するLC500/LC500コンバーチブルと、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッド(システム総出力354hp)のLC500hの2種類をラインナップ。
ちなみにLC500のメーカーオプションには、スポーツパッケージなるものが準備されていて、トルセン・リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)や、改良されたダンパー、パフォーマンスブレーキパッド、アルカンターラ リムシートのセットオプションがラインナップされています。
2024年モデルの新型LCのグレード別価格帯は?
最後に、2024年モデルの一部改良版・新型LC500/LC500hのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
参考のため、日本仕様の新型LCのグレード別価格帯もチェックしていきましょう。
【(2024年)北米市場向け新型LCのグレード別価格帯一覧】
◇LC500:98,850ドル(日本円に換算して約1,360万円)
◇LC500h:102,150ドル(日本円に換算して約1,400万円)
[日本仕様のLC500h]
LC500h:14,100,000円(現行比+330,000円)
LC500h L package:14,500,000円(現行比+330,000円)
LC500h S package:15,330,000円(現行比+330,000円)
[日本仕様LC500]
LC500:13,600,000円(現行比+330,000円)
LC500 L package:14,000,000円(現行比+330,000円)
LC500 S package:14,830,000円(現行比+330,000円)
LC500コンバーチブル:15,100,000円(現行比+330,000円)