また盗まれた…愛知県にて総額930万円のトヨタ・アルファードが盗難被害。前澤友作 氏も購入しているメルセデスAMG ONEが輸送中に突如大炎上で廃車に

毎度のことながら、車を盗む犯罪者を保護するためのボカシやモザイクが必要なのか疑問

以前、神奈川県横浜市内の住宅街にてトヨタのフラッグシップミニバンでお馴染みアルファード(Toyota ALPHARD, 30系)が盗まれたことが大きな話題となりましたが、今度は愛知県名古屋市でもアルファードが盗難被害に遭っていたことが判明しました。

2023年5月16日の午前0時過ぎ頃、愛知県中川区のとあるアパート駐車場にて、カスタム費用も含めて総額930万円もしたというアルファードの上位グレード・エグゼクティブラウンジ(EXECUTIVE LOUNGE)が盗まれたとのこと。

この他にも、世界限定275台しか販売されず、日本人実業家の前澤友作 氏やCarguyの木村武史 氏も購入しているメルセデスAMG ONEが、輸送中に突如として大炎上→廃車となったことが判明したため、こちらもあわせてご紹介していきたいと思います。


盗難の犯行は夜中に行われた

まずは、愛知県中川区にて発生したアルファード・エグゼクティブラウンジの盗難事件。

上の画像でも確認できる通り、アパートの駐車場に駐車されたアルファードに向かってくる一人の怪しい男性。

頭にはライトのようなものを付け、アルファードの左フロントタイヤのタイヤハウスを何やらガサゴソ…

この時点で、おそらくは盗難の手口の定番となっているCANインベーダーにて犯行に及んだのだと思われます。

ちなみにCANインベーダーは、バンパー裏側の配線に繋ぐことで電子制御の車をハッキングし、ドアロックの解除やエンジンを作動させる自動車盗難の犯行手口の1つとなっています。

ちなみに犯行の時間帯としては夜中の0時過ぎとのことですが、日本国内でも盗難が発生する時間帯は深夜がほとんど。

これだけ監視カメラでもはっきりと映っているにも関わらず、犯人2人の顔にはモザイク・ボカシで保護

しばらくして、もう一人の怪しい男性が到着。

共犯だとは思いますが、これだけ堂々と作業していて、おまけに監視カメラでも映像が残っているにも関わらず、なぜメディア/マスコミは人権を優先でモザイク・ボカシなどを施すのは不明。

犯行開始から僅か9分後、アルファードのヘッドライトが点灯。

この時点で電源が入ったようです。

更にその3分後、車のエンジンがかかり、ドアロックも解錠されて男たちは車内に乗り込み、そのまま逃走。

この犯行後、被害に遭った男性は 「エンジンの始動通知が来まして、おかしいなと思って駐車場の方を見たら車が無かった。今はもう手に入らない車なので、最初はものすごいショックで焦っていたんですけど、今は怒りしかないですね」とコメントしています。

こういった報道を見ると、メディア・マスコミの存在意義とは?

被害にあった人物にしかわからない怒りや悲しみですが、何よりも自分自身が大事にしている車をこんなにも簡単に盗んでしまう犯人たちが野ざらしになっているのも理解できないことだと思います。

同じ被害が起きないためにも、こうして全国ネットで報道するのがメディア/マスコミの特権だと思うのですが、これではまた同じことが繰り返されるだけですし、犯人側も「どうせ報じられても顔バレしないから大丈夫」と更に助長・調子づかせてしまうだけでは?と思ったり。

ちなみにこちらが、実際に盗難被害を受けたというアルファード・エグゼクティブラウンジ(EXECUTIVE LOUNGE)。

画像を拝見する限り、フルモデリスタを装着しているものと考えられますが、今ではこのモデルは購入できない貴重な一台ですし、余計に腹立たしく思うところです。

【カスタム費含め930万円…最高級グレードの『アルファード』盗難の瞬間 被害者「エンジン始動通知が来て…」】

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