トヨタ・ハイエース/レジアスエースに3万台超えの大量リコール!ディーゼルの排ガス規制を満足しない恐れ?他にもベントレー・コンチネンタルやジープ・チェロキーも
ディーゼルモデルの排ガス基準が満足しない恐れ
トヨタ・ハイエース/レジアスエースのディーゼルモデル2車種・計39,010台に大量リコール。
不具合内容としては、排出ガス防止装置の尿素SCRシステムにおいて、尿素水配管のヒータ用配線の加工および固定が不適切なため、走行時の振動等により当該配線が断線することがあるとのこと。
そのため、警告灯が点灯して、尿素SCRシステムが停止し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に20件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ハイエース]
・3DF-GDH201V, 3DF-GDH201K/GDH201-1068970~GDH201-1080602/令和 3年 9月13日~令和 4年 7月 6日/11,579台(ディーゼル車)・3DF-GDH201V, 3DF-GDH201K/GDH201-2022783~GDH201-2028477/令和 3年 9月15日~令和 4年 7月 6日/5,635台(ディーゼル車)
・3DF-GDH206V, 3DF-GDH206K, 3DF-GDH206K改/GDH206-1063620~GDH206-1076697/令和 3年 9月13日~令和 4年 7月 6日/13,068台(ディーゼル車)
・3DF-GDH206V, 3DF-GDH206K, 3DF-GDH206K改/GDH206-2018418~GDH206-2023603/令和 3年 9月15日~令和 4年 7月 6日/5,167台(ディーゼル車)
・3DF-GDH211K/GDH211-1006780~GDH211-1008070/令和 3年 9月16日~令和 4年 7月 6日/1,283台(ディーゼル車)
・3DF-GDH221K/GDH221-2002604~GDH221-2003153/令和 3年 9月22日~令和 4年 7月 7日/546台(ディーゼル車)
・3DF-GDH226K/GDH226-2004267~GDH226-2005296/令和 3年 9月22日~令和 4年 7月 7日/1,024台(ディーゼル車)
・3DF-GDH223B/GDH223-2004064~GDH223-2004606/令和 3年 9月22日~令和 4年 7月 6日/486台(ディーゼル車)
[マツダ・ボンゴブローニイバン]
・3DF-GDH201M/GDH201-2900023~GDH201-2900106/令和 3年 9月15日~令和 4年 7月 4日/84台(ディーゼル車)・3DF-GDH206M/GDH206-2900556~GDH206-2900693/令和 3年 9月16日~令和 4年 7月 5日/138台(ディーゼル車)
改善措置としては、全車両、ヒータ配線付き尿素水配管を対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
ちなみに以下のモデルは、交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できたものとなり、2車種・計14台が対象となっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ハイエース/レジアスエース]
・QDF-GDH201V/GDH201-1016028, GDH201-1024428/平成30年10月30日, 平成31年 4月 5日/2台(ディーゼル車)・GDH201-2011039/令和元年12月26日/1台
・QDF-GDH206V/GDH206-1001112~GDH206-1042275/平成29年12月 5日~令和 2年 6月 9日/8台
・GDH206-2008941/令和 2年 1月30日/1台
・QDF-GDH211K/GDH211-1005227/令和 2年11月30日/1台
・QDF-GDH226K/GDH226-2002495/令和 2年 5月26日/1台
そしてこちらは、交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できないものとなります。
【リコール対象モデル一覧】
[製品/部品番号/対象部品の出荷期間/対象台数]・ヒータ配線付き尿素水配管/77840-V3010/令和 3年 9月 1日~令和 4年10月 4日/77台
・ヒータ配線付き尿素水配管/77840-V3020/令和 3年 9月 1日~令和 4年10月 4日/4台