サイズ差ヤバイな…レクサス新型LX600とIS500 F SPORT Performanceを並べてみた!総排気量は2台あわせて「8,500cc」、エコとは無縁のV8 NAとV6ツインターボの共演
この時代にエコとは無縁の大排気量モデル2台を所有できていることに感謝
2023年4月にレクサス新型IS500 F SPORT Performance[2WD]、そしてその翌月の5月にフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[AWD]が納車されたわけですが、今でもこの2台をまとめて所有出来ていることが信じられず興奮が抑えられない状態です。
内燃機関モデルが徐々に淘汰され、プラグインハイブリッド(PHEV)やピュアEV、水素燃料電池モデルが主流になるなかで、こうしたエコな時代に抗うかの如く大排気量エンジンを搭載するモデルを所有していますが、確かにEVモデルに比べれば燃費は決して宜しくないものの、どちらも大排気量モデルとは思えないほどに燃費良し。
今回は、そんな2台を並べてのサイズ差インプレッションに加え、それぞれのモデルの実際の燃費はどれぐらいなのかをチェックしていきましょう。
ボディスタイルは違えど、それぞれパワフル&トルクフルなエンジンを搭載
納車された2台を早速並べての共演。
左側がコンパクトスポーツセダンの新型IS500 F SPORT Performance×チタニウムカーバイドグレー、右側がフルサイズSUVの新型LX600ベースグレード・3列7人乗り×ソニッククォーツ。
IS500が大きく見えるように撮影しているため、こうした並びだとちょっとイメージしづらいと思いますが、別の角度から見てみると…
真正面から見てみるとこんな感じ。
こうして見るとLX600のワイド感と背高感はインパクトがあり、国産車のなかでもそれなりのサイズ感のあるIS500でもコンパクトに見えるほど。
あとは、スピンドルグリルのグリルパターンがメッシュパターンか水平基調のサテンメッキ?加飾かによってフロントマスクのデザイン性と方向性が大きく異なるのもユニークですね。
ちなみにIS500 F SPORT Performanceのボディサイズは、全長4,760mm×全幅1,840mm×全高1,435mm、ホイールベース2,800mmに対し、LX600のボディサイズは、全長5,100mm×全幅1,990mm×全高1,885mm、ホイールベース2,850mmとかなり大柄。
ボディスタイルやセグメントが異なるため、全長/全幅/全高ともにサイズ感が異なるのは当然と言えば当然なのですが、こうして実際に並べると想像以上に迫力が違います。
後ろからだと更にIS500が小さく見えるな…
真後ろから見るとこんな感じ。
デカい…デカいぞLX600!
真正面からみたときのインパクトとは大きく異なり、やはりLX600の全長が長い分、より大きく見えますね(IS500がここまでコンパクトカーのように見えるとは…)。
膨張色であるホワイトの効果もあるとは思いますが、この2台でツーリングするのも中々にシュールな光景だと思います(正直周りからの視線はかなりアツかった)。
大型SUVがあると、ショッピングセンターの駐車場等では他の車を隠してしまう程
サイドからだと、ものの見事にIS500が隠れてしまいます。
これは駐車場あるあるだとは思いますが、大型SUVが駐車されていると、その隣(奥)の車が駐車されているかどうかが確認しづらいため、ある意味「大型SUVは死角を作るのが上手いな…」と常々思ったり。
2台の総排気量は8,500cc(14気筒)
この位置からだと、まだIS500の大きく張り出したブリスターフェンダーの抑揚があってLX600が極端に大きくは見えないのですが、それでもLX600はやっぱりデカい…
ちなみにIS500 F SPORT Performanceは、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、一方のLX600ベースグレードは排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するため、これら2台だけで総排気量は8,500cc。
まさにエコな時代に逆行した国産車としては唯一無二のモデルでゾクゾクしてきます。
排ガス規制や騒音規制が厳しくなる中、そういった状況下でもギリギリの規制をクリアした大排気量モデルに乗る時の背徳感も、このモデルの魅力の一つなのかもしれません。