トヨタ・ハイエース/レジアスエースに3万台超えの大量リコール!ディーゼルの排ガス規制を満足しない恐れ?他にもベントレー・コンチネンタルやジープ・チェロキーも
最悪の場合、火災に至る恐れアリ
続いては、ベントレー・コンチネンタルGT/コンチネンタルGTコンバーチブルの2車種・計412台にリコール。
不具合内容としては、エアコン用の電動クーラントポンプにおいて、内部に発生した負圧を逃がす設計が不適切なため、当該ポンプ内部の電気コネクタ部に湿気が入り、電気回路が短絡することがあるとのこと。
そのため、当該ポンプの作動が停止することによりアイドリング時にデフロスタ機能が低下し、そのままの状態で使用を続けると、ポンプのコネクタ部が過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][コンチネンタルGT]
・ABA-BCDDB/SCBCA13S7JC068649~SCBCA13S5LC075697/平成30年7月5日 ~ 令和元年11月2日/364台[コンチネンタルGTコンバーチブル]
・7BA-BDDDB/SCBDA33S7KC072749~SCBDA33S5LC075554/平成31年4月1日 ~ 令和元年11月2日/48台
改善措置としては、全車両、電動クーラントポンプを交換すると共に、コネクタを点検し、必要に応じて交換するリコール作業を実施するとのことです。
走行不能とともに、パーキングロックが効かない恐れアリ
最後は、ジープ・チェロキーの1車種・計464台にリコール。
不具合内容としては、パワートランスファーユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、不整地における過負荷走行を行うなどにより当該ユニットが故障した際にセーフモードが機能せず、警告灯の点灯なく前輪に動力が伝達されず走行不能になるとともに、パーキングロックが効かなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][チェロキー]
・ABA-KL32L/1C4PJMHS0GW173419~1C4PJMHSXGW371456/平成 27 年 11 月 25 日~ 平成 28 年 08 月 16 日/260台・DBA-KL32L/1C4PJMFS0GW212707~1C4PJMFSXGW374392/平成 27 年 12 月 26 日~ 平成 28 年 09 月 05 日/204台
改善措置としては、全車両、パワートランスファーユニットに関わる制御プログラムを、セーフモード機能を追加した対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。