フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスが納車されて4か月が経過!この車は「乗れば乗るほど運転しやすく、良いところがたくさん見えてくる」

全国の累計受注数が9万台?を突破している理由もわかる気がする

2023年2月に私に納車された、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Z[2WD]。

気が付けばこのモデルも納車されて4か月が経過し、走行距離も3,000kmを突破していますが、普段の街乗りや近場乗り、更には中~長距離と様々な用途で活用していますが、改めて感じるのは「この車は使い勝手が良いなぁ」ということ。

納車された当初は、運転席のメーターが見づらかったり、運転席からのフロントウィンドウの視界、極太Aピラーによる左右の視界が見づらいなど、様々なインプレッションを行ってきましたが、こうして毎日利用してみると「ネガティブに感じられたことが、乗り続けてみるとネガティブに感じなくなってきた」んですね。

おそらくは乗り慣れてきたことが大きな理由だと思いますが、この車は乗れば乗るほどに良いところがたくさん見えてくる車だと思いますし、2023年6月時点で全国の総受注台数が9万台?を突破しているのも納得できる仕上がりがだと考えています。


新型プリウスも街中で頻繁的に見かけるようになったが、その近未来的なヴィジュアルがかなり目立つ

新型プリウスが納車されて4か月が経過し、街中にて見かける頻度もかなり多くなったように感じられますが、実際にその姿を見て感じるのは「他モデルと比べて近未来的でスポーティ」であること。

50系プリウスなどの丸みを帯びたシルエットを踏襲しながらも、フロントマスクは現代のトヨタらしいハンマーヘッドを採用し、更にヘッドライト周りはどことなくフェラーリ・プロサングエ(Ferrari Purosangue)やSF90ストラダーレ(SF90 Stradale)のような見た目に。

これまでのプリウスの悪しきイメージを払拭しながらも、「プリウスのデザインも中々に攻めてて悪く無いなぁ」と思わせてくれるデザイン全振りなところが、トヨタの時代に合わせた車づくりと覚悟、そして新規のターゲット層に向けたメッセージ性が込められていて好印象が持てるところ。

駐車台数の多い商業施設の立体駐車場や、テーマパークなどの屋外駐車場に停めても、この車の低くて伸びやかなシルエットはもちろんのこと、そして新色のアッシュと呼ばれるグレー系のボディカラーが組み合わさるだけで、どこか日本車とかけ離れたかのようなエキゾチックさもありますし、様々な新型車が多数登場する中でも、その色あせないデザインの満足度はかなり高めだと考えています。

ボディサイズはコンパクト、低い車高でも最低地上高は低くないためリップを擦る心配が無い

あとはそのボディサイズ。

これだけ近未来的でワイド&ローなスタイリングなのに、全幅は1,780mmとそこまで幅広ではないため、意外と狭いマイナーロードや立体駐車場でも取り回しし易いこと、そして最低地上高は150mmと意外と高めなので、見た目全体が低く感じる割に傾斜のキツイ下り坂(特に地下駐車場などのスロープ)はスイスイ通過できますし、フロントリップを擦るような心配がないのも、この車の隠れた魅力の一つだと思います(車高低いのに実用的というのは、ある意味理想)。

2ページ目:新型プリウスの運転席からの視界は乗り慣れてくると全然悪くない?